■骨格を組む!
キットは特にスケールは設定されていません(『ゴジラvsコング』での設定身長は120m)。完成すると全長約255mmと迫力あるサイズとなります。
とは言うものの、非可動モデルということもあり、大きさの割にパーツ数は少なめで、接着剤を使用しないスナップフィット仕様となっています。
怪獣ではないですが、バンダイは「プラノサウルス」シリーズとして外皮と骨格を再現した恐竜プラモを発売しており、今回のゴジラにもそのノウハウが活かされているようです。
ではさっそく組んでいきましょう。
まずは骨格を組んでいきます。接着剤不要のスナップキットなので、インストの指示に沿って組んでいけば難しいところもなく、サクサクと進められます。
組むとわかりますが、骨格は恐竜や爬虫類のそれではなく、人間の骨格を参考にしているような構成となっていて、これは骨格の設計を手がけた西川氏の解釈なのだと思われます。組み上げた骨格を観ての印象は、うーんカッコいい! これに尽きます。
またパーツをランナーから切り離した際にゲート跡ができるだけ目立たないよう工夫されているのもポイントです。それだけにニッパーも薄刃のプラモデル専用を使うことをオススメします。
▲パーツをランナーから切り離した際にゲート跡が目立たないよう工夫されているので、ニッパーも精度の高いものを使いたい。今回の作例では薄刃の「ミニエッジニッパー」を使用している
▲バンダイ「プラノサウルス02 トリケラトプス」(1595円) 恐竜の骨格・外皮が再現されたプラモデル。自分の手で恐竜を知りつくすブランド「プラノサウルス」シリーズは、トリケラトプスの他にもスピノサウルス、アンキロサウルス、ブラキオサウルス他が発売中

■頭部の組み立て
▲骨格の頭部は4パーツで構成されている。パーツ分割も工夫されているので合わせ目が目立たないようになっている
▲口を大きく開けた咆哮しているディテールが迫力ある頭部骨格が再現されている
▲矢印の箇所にパーツの合わせ目が生じるが、組み上げてしまうとほとんど気にならない
■胸部の組み立て
背骨に胸部パーツを組み合わせいきます。接着剤を使わないスナップですが、パーツに弾力あるので破損しにくく、パーツの固定がしっかりできます。肋骨を組み付ける背骨の部分は中心となるパーツ(G-15)に肋骨を左右から組み付けることで胸部となります。
▲胸部と首は6パーツで構成されており、背骨に左右の肋骨を組み付けていく
▲組み上げた胸部と背骨
▲組み上げた胸部に首パーツを取り付ける
▲胸部と首を合体させたところ。製作開始からここまでで約30分。サクサクとすすめられる
▲頭部と胴体の完成
















































