一方、Smart Codeを利用できる場所は、2025年1月14日時点のプレスリリースにおいて、150万カ所を超えたと公表されています。
例えば、コンビニエンスストアでは、セブンイレブンやローソン、ファミリーマート、ポプラなど、主要ブランドは網羅されています。ドラッグストアでは、ウエルシア薬局やサンドラッグ、スギ薬局など、さらにスーパーマーケットではイトーヨーカドーや、オーケー、成城石井など、主要なブランドで対応しています。中には店舗によって対応していない場所もあるので、現場での確認は欠かせません。
そのほかにも、家電量販店や、本屋、服屋、メガネ屋、居酒屋、飲食店、ホテル、空港、ホームセンターなどなど、さまざまな加盟店が存在します。全体像は膨大なので、詳細については公式サイトにてご覧ください。
■ユーザー視点での使い方
ユーザーとしては、店頭で「Smart Code」の「S」の字のロゴマークが確認できたら前述したコード決済を利用できると認識しておきましょう。
▲Smart Codeのロゴ(画像出典:JCB プレスリリース)
使う場合は、レジのスタッフに対して「コード決済のブランド名」を伝えるか、あるいは「スマートコードで」と伝えるかのどちらかをすればOKです。端末にバーコードかQRコードを表示して、店舗側のリーダーに読み込ませれば、決済を実行できます。
▲Smart Codeの使い方について。Smart Codeの公式サイト(https://www.smart-code.jp/guide/)より
* * *
なお、Smart Codeの公式サイトを確認したところ、本記事執筆時点において実施されているキャンペーンはないようでした。一方で、2024年11月には「ゆうちょPay」が「Smart CodeでゆうちょPayキャンペーン」を実施していて、対象店舗にて最大5%還元を受けられたなど、関連したキャンペーンが実施されていたこともあります。改めてSmart Codeについて存在を認識しておけば、また何かのキャンペーンが実際される機会に恩恵を受けやすくなるかもしれませんよ。
>> Smart Code
<文/井上 晃>
井上 晃|スマートフォンやタブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスについて取材。Webメディアや雑誌に、速報、レビュー、コラムなどを寄稿する。X
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