夏の“Tイチ”スタイルはキャップ&ハットでおしゃれに。素材や形で選べばより今どきな印象へ!

<さりげないワンポイントが入ったキャップが程良いアクセントに!>

キャップ系はさまざまな形状や素材、デザインが展開されているため選ぶのにもひと苦労。今回はラフでシンプルなTイチスタイルに合わせる想定なので、キャップの主張が強すぎるモノは避けたいところ。ただ、完全なる無地合わせだとそれはそれでシンプルすぎてしまうため、程良く気の利いたデザインがあるとベストです。そこでセレクトしたのがブランドロゴやレタードを小ぶりに備えた、さりげないワンポイント系のアイテム。また、ハットとは異なり、やや浅めのタイプが今どきなこと併せて押さえておきましょう。

4. 麦わら調の素材が夏らしさを与えるジェットキャップ

THE NORTH FACE
「ハイクサンシャインキャップ」(7700円)

キャップはスポーティな印象が強いアイテムのため、素材感で変化を与えれば休日スタイルとの親和性がより高まります。そのちょうどいい塩梅を突いてくるのがこちらのザ・ノース・フェイスの一作。アウトドア感のある5パネルキャップ、通称ジェットキャップのデザインをベースにしつつも素材にはポリエステル100%の麦わら調の機能素材を採用しています。この素材が何と言っても夏らしい。それでいて、シンプルなデザインなのもあり、被った際は落ち着いた大人の雰囲気を漂わせます。

頭部裏地にはメッシュ素材を配置しており、頭部にこもる熱やムレを効率的に排出。外出先やレジャーでの活躍を見込めるような設計はさすがザ・ノース・フェイスと言わざるを得ません。また、リアルな麦わら素材ではないため自宅での洗濯も可能。乾きやすいイージーケア性を備えているため、この夏ヘビロテできるキャップとして満を持しておすすめしたいキャップです。

>> THE NORTH FACE

5. 定番のBBキャップはミニマムなワンポイントで変化を!

UNITED ARROWS green label relaxing
「<NEW ERA>9TWENTY デニムLA ブラック キャップ」(4620円 ※写真上)、「<ハイチュウ×NEW ERA×GLR>9TWENTY キャップ」(5500円 ※写真下)

「キャップと言えばまずココ!」と言っても決して大げさではないほど広く市民権を得るニューエラ。今季もさまざまなキャップが世に放たれているわけですが、大人の遊び心を汲んだキャップならグリーンレーベル リラクシングの別注アイテムがおすすめ。1作目は、フロントに今人気のロサンゼルス・ドジャースのLAロゴをコンパクトに配置したシンプルなモノトーンタイプ。ですが、素材にはデニムを採用することでほんのりと“味”のある雰囲気を醸し出します。そんな素材感の魅力を生かしつつ、ロゴはチェーンステッチであしらうなどこだわりも感じさせる一品となっています。

2作目はライトな被り心地が特徴の「9TWENTY」というモデルがベースの一品。今年で50周年という節目を迎えた「ハイチュウ」のHCロゴを取り入れたユニークなコラボキャップとなっています。チームロゴが多いBBキャップの中で「あれ?」と目を引くようなちょっとした遊び心がスタイルにも効果的に作用してくれるでしょう。また、キッズサイズも展開しているので親子でさりげなく揃えて夏休みの着こなしを楽しむのも良いですよね。

>> UNITED ARROWS green label relaxing

6. 往年のアメカジ感を味わえる上質なメッシュキャップ

Mr.FATMAN
「DOUBLE EMB BB MESH CAP」(1万1000円)

最後はワイルドな印象を演出できる昔ながらのメッシュキャップをご紹介します。古き良きアメリカの時代感を思わせる日本のハッター「THE FAT HATTER」が手掛ける帽子ブランドMr.FATMANからの一品です。本作は定番のメッシュキャップをベースとしながらフロントパネルにはライトオンスのツイル生地を採用し、クラシカルなフォントで刺繍をオン。このこだわったディテールによって、子供っぽく見えがちなメッシュキャップを上品かつ大人のためのキャップへと仕上げています。

また、帽体はやや深めに設定しているため頭が大きめの人でも被りやすくバランスが取りやすいシルエット。さらに、アジャスターにレザー製のストラップを採用することでチープな雰囲気のあるメッシュキャップに高級感という付加価値を与えます。年齢を重ねてくるとなかなか新しいモノへの挑戦がしづらくなってきますが、こういった昔ながらの見慣れたアイテムがアップデートしたものだと手が出しやすいですよね。

>> THE FAT HATTER

>> 【連載】夏の“Tイチ”をプラスワン小物でおしゃれに彩る!

<文/小林大甫 メイン写真/坂下丈洋>

 

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