夏の“Tイチ”スタイルを格上げするならシルバーアクセサリーに頼るべき! 武骨さを備えたアイテムでこだわりを演出しよう

<小ぶりながらも意思を感じさせる手元にしたいならリングを>

最もさりげなく、それでいて存在感を発揮するアクセサリーがリングです。意匠や石などにモノトーンを使っているものが特に大人にはおすすめ。小ぶりなのであらゆる装いに対応するうえ、ふと見えた手元に意思を感じさせてくれるためアクセサリーを普段しないという人でも身に付けやすいアイテムと言えるでしょう。

3. 古き良き武骨な意匠と現代的なセンスが融合

FANTASTIC MAN
「スターリングシルバーライン RING 750」(3万6300円)

“made in JAPAN.made in TOKYO.”にこだわり、高いクオリティでジュエリーの美しさを追い求めるファンタスティックマン。インディアンジュエリーがブームの最中に創業したブランドのため、ネイティブアメリカンの間で受け継がれてきた技巧へのリスペクトが根底にあります。そこへオリジナリティを重ね合わせることで、ほかにはない独特な存在感を放つジュエリーを生み出しています。

本作はそんなブランドの雰囲気を味わえる一品で、ネイティブアメリカンジュエリーを彷彿とさせるリングです。素材にはシルバー925を使用しており、ややふっくらとした丸みを帯びたシルエットが武骨な中にやさしさや柔らかさを感じさせます。サイズは9〜21号まで展開しているため、人差し指や中指に付けて存在感を楽しむも良し、ピンキーリングとしてさりげなく魅せるも良し、です。

>> FANTASTIC MAN TOKYO

4. 小ぶりながらも存在感たっぷりな天然石インレイリング

Suman Dhakhwa
「スクエアシグネットリング」(4万700円)

ネパール出身のデザイナー、スーマン・ダックワが手掛けるハンドメイドジュエリーブランド。日本の伝統的な金属加工技法である“木目金”をメインテクニックとしてシルバーや銅、ゴールドなどさまざまな金属を用い、異国情緒溢れる温かみのある品々はまさに唯一無二。大手百貨店やセレクトショップにも並ぶほど注目されています。

こちらのアイテムは木目金こそ使用していませんが、ブランドの魅力を十分に味わえる一品。やや小ぶりなスクエア型のシグネットリングで、印台にはオニキス(黒)orターコイズ(ブルー)の天然石を細かく砕いて1点1点型に敷き詰める“インレイ”という技法を施しています。古くからインディアンジュエリーなどに用いられた技法なだけにアンティークな雰囲気。また、そこへシルバーパウダーを混ぜ込むことで程良い品と高級感を携えた大人のための逸品となっています。

>> S.O.S fp

<ネックレスは首元にほのかな色気を与える華奢なタイプが気分>

ネックレスはアクセサリーの中でも最も難しいと言っても過言ではありません。目の届きやすい首元・胸元を飾るアクセサリーということもあり、主張が強すぎてしまうと派手さが悪目立ちする恐れがあるからです。ともすれば装いとも年齢とも不相応となってしまうため、選ぶべきは上質な素材を用いた華奢なシンプルタイプ。これさえ気に留めておけば、大人びた品性と男性的な色気をほんのりと漂わせられるはず。

5. 3種類のチェーンを組み合わせた上質なネックレス

GARNI
「Mix Chain Necklace」(3万1900円)

1997年に誕生した日本のジュエリーブランド、ガルニ。“細やかなる差異こそ、研ぎ澄まされた美しさを生む”という理念に基づき、ジュエリーが持つ潜在的な美しさや強さを細部に宿るニュアンスを表現し続けています。そんな繊細かつハイクオリティなラインナップから今回はネックレスにフォーカスを当てます。

本モデルは華奢で上品なチェーンネックレスながら、異なる3種類のチェーンをミックスさせることでオーセンティックの中にも個性が味わえます。素材にはシルバー925を採用しており、その品のある輝きがコーディネートを格上げしてくれること請け合い。また、ベーシックチェーンタイプなので好みによってペンダントトップを合わせてもOK。カラーバリエーションはゴールドも展開しているので、より華やかさを求めるのであればゴールドをという選択肢もアリです。

>> GARNI

6. 老舗イタリアブランドによる計算された美しさが魅力

SATURNO
「B01122-50」(2万2000円)

1973年にイタリア・アレッツォで設立されたファクトリーアクセサリーブランド、サツルノ。シルバー素材にこだわり、質感や色合い、そしてシルバーならではの加工性を生かし、洗練された技術と細部にまでこだわった質の高さを誇ります。今回はそんな老舗の技術と品質を味わえるチェーンネックレスをセレクトしました。

約50.5cmとやや長さを持たせたサイズ感に、長さの異なるコマが交互に連なるフィガロチェーンを採用。長めのコマが透け感を演出し、繊細で色気のあるイメージに大きく貢献。Tイチスタイルなら寄り添いながら格上げしてくれるうえ、ジャケットやシャツなどでドレッシーに飾る場面でもその品の良さが効果を発揮します。年齢を重ねてきた大人と老舗ファクトリーのネックレスの相性は言うまでもないでしょう。

>> S.O.S fp

>> 【連載】夏の“Tイチ”をプラスワン小物でおしゃれに彩る!

<文/小林大甫 メイン写真/坂下丈洋>

 

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