■実際にタイヤ交換作業を少し覗かせていただきました!

まずは付いている古いタイヤをホイールから外します。バルブを緩め、空気を抜いてベコベコの状態へ。

続いて古いバランス調整用のオモリを丁寧に取り外します。シール糊まで細かく綺麗に落としている様子。

専用の機具でホイールからタイヤを外します。

また、古いタイヤは回収してくれるとのこと。

続いて同じ機具で今度は新しいタイヤを組んでいきます。

組替専用の空気入れ。膨らむ際にホイールの淵に強い勢いでぶつかり、大きな音が響く。

適正の空気圧になったらバランス調整へ。タイヤを進行方向へと回転させながら偏摩耗を防ぐために左右のバランスを見ています。

グラム単位で差異を表示。この数値に合わせてオモリを加えていきます。

赤い光で示されたオモリの位置に算出されたグラム数のオモリを貼布。

数値がいずれも0を指しており、左右でしっかり均一が取れている状態。バランス調整はこれで完了。これを4本繰り返し行い、クルマへの取り付けを行っていきます。
【最後に】タイヤについて伺って…
今回は「タイヤ館 小平」にご協力いただき、タイヤについて教えてもらいました。クルマの足となる大切なパーツであり、定期的に交換しなければならない消耗品でもありますが、筆者自身そこまでしっかりと知識を蓄えるシチュエーション自体あまりありませんでした。きっと読者の皆さんの中にも同じような方は多いのではないでしょうか? しかも今回の取材も奥深いタイヤの世界のほんの“触り”だったわけで…(実際にはさらに専門的な内容もあるというお話でした)。これを機に愛車のタイヤと向き合い、もっと日々見てあげるところから始めましょう!
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<取材・文/小林大甫 写真/稲澤朝博 協力/タイヤ館 小平>
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