■二重構造の羽で自然界の風を再現
扇風機の風に長時間当たると、肌が冷えやすくなりますが、「GreenFan C2」は風量を1〜2にすると、自然の風に当たっているような穏やかな風が出てきます。これは、特許技術の二重構造の羽根を採用し、大きく広がり遠くまで届く風を生み出すからなんです。
▲これまでの「The GreenFan」で培われた技術を集結。さらに新たなダクトファン構造を採用し、脱臭機能も搭載した
サーキュレーターとして使うなら、ある程度の風量が必要。そんなときは、最大の風量を送り出す “ジェットモード”にして、室内の空気をすばやく循環させるといいそうです。
▲風量は3が最大となっており、さらに大風量なジェットモードになると飛行機のマークが点灯する。リモコンでの操作も可能だ
さらに、空気の吸込口に“活性炭脱臭フィルター”を搭載。独自のダクトファン構造で強力に吸い込まれた空気は、脱臭されてから風として送り出されます。これなら台所やリビングといった、ニオイの発生しやすい場所でも気にせず使えそうです。
▲脱臭フィルターは交換式になっている
実際に調理臭や油臭がする環境下で使用した測定結果を見てみると、30分で94.7%の臭いを除去できているそうなので、これはニオイ対策にも期待が高まります。
▲生ゴミ臭やペット臭にも効果がある
今回の発表会には、約10年前に「The GreenFan」を寺尾社長自らがプレゼンした家電芸人のTKO・木本武宏さんも登場。今ではすっかりバルミューダのファンで、知り合いが結婚する際には「The GreenFan」を毎回プレゼントしているそう。
▲社長のプレゼンを受け、木本さんがテレビ番組で「The GreenFan」を紹介したことで、同社の業績は大きく飛躍した。寺尾社長も「木本さんはバルミューダの恩人」だと話す
「GreenFan C2」の価格は2万2600円(税別)。サーキュレーターを探している人だけでなく、ポータブルなことにメリットを感じる人にとっては、注目度の高い空調家電になりそうです。
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(取材・文/今西絢美)

いまにしあやみ/エディター、ライター
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。
























