Windows 10への無償アップグレードが行えるのは、2016年7月29日(金)までとなっています。まだWindows 7、8.1などからアップグレードしていない人は、早めのアップグレードをしておくとよいでしょう。しかし、実はそんなことを言いながら筆者のマシンもまだWindows 7のまま。忙しいとついなおざりになってしまうんですよね。
アップグレード促進施策が始動

マイクロソフトは4月27日、そんなユーザーのためにアップグレード促進に向けた施策を開始しました。代表的なものは下記の4つ。
- 体験キャラバン
- Windows 10の日
- 情報公開
- Answer Desk サポートの強化
Windows 10の無償アップグレードが7月29日で終了することを告知するキャラバンカー。全国10都市以上で体験ブースを展開する予定だ
5月10日より、毎月10日を「Windows 10の日」とし、パートナー各社と連携してWindows 10 ユーザーにお得な施策が実施される
「Answer Desk サポート」の拡充を図る。営業時間は平日9:00~18:00、土日祝日10:00~18:00(祝日の対応は7月末まで)。電話(0120-54-2244)またはオンラインチャットでのサポートとなる
Windows 10へのアップグレードについて疑問や不安があれば、公式サイトやAnswer Desk サポートから情報を収集してくとよいでしょう。
Windows 10のポイントをおさらい
さて、改めてWindows 10の魅力について、マイクロソフトが述べる3つのポイントをおさらいしておきましょう。

まず、常に最新であること。Windows 10は最後のメジャーアップグレードとも言われます。従来は3年おきにメジャーアップデートがありましたが、Windows 10では、常に最新版が提供されます。
次に、安全性が高まっていること。フィッシングサイトを防ぐ「SmartScreen フィルタ」やマルウエアを防ぐ「Windows Defender」を利用できます。
最後に、使い慣れた操作感のまま快適になること。Windows 7と8のどちらから移行しても使いやすいUIを採用しています。また、起動、スリープ復帰は66%高速化し、Webブラウジングは94%高速化しています。
アップグレードの検討は早めに
無償期間が終了すると、Windows 10へのアップグレードにはライセンスの購入が必要になります。繰り返しになりますが、無償期間は7月29日(金)まで。ギリギリまで待っていると、急なマシントラブルが発生してアップグレードができないという事態も起こりかねません。

アップグレードを検討する場合には、なるべく終盤の駆け込みは避けて、早めに対応しておきましょう。
(文/井上 晃)
いのうえあきら/ライター
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。
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