▲「SDKV001」
それからおよそ50年の歳月を数えた2025年、同じ名を冠してこの夏登場する新コレクション。

ケースサイズは幅41mm、厚さ14.3mm。面を強調したスポーティかつダイナミックなシルエットは新生キングセイコーにはなかったもの。鏡面仕上げとサテン仕上げを組み合わせた直線的なケース、エッジを強調したブレスレットが力強さを感じさせます。
▲「SDKV005」
とりわけ特徴的なのがダイヤルデザイン。横に走る型打ち模様は、本作のデザインコンセプトとして掲げられた“Tokyo Horizon”を象徴しています。

インデックスはオリジナルモデルが備えていた存在感のあるベゼルリングから着想を得て、リング状の別体パーツをメインダイヤルの上に重ねるというユニークなデザインを採用。リング内外周に輝くゴールドやシルバーのメタリックな質感、アワーマーカーとして添えたルミブライト、その間に立体的に施された分目盛り、さらに秒針にはコレクション名の頭文字をあしらったカウンターウェイトをあしらうなど、意匠を凝らしたディテールが腕元に個性を添えてくれます。

ベゼルを排したデザインのおかげでダイヤル周りは華美に陥ることなくモダンでスマートな印象に。

さらに新生キングセイコーとしては初めてシースルーバックを採用している点にも注目したいところ。ムーブメントには安定した精度とともに72時間のロングパワーリザーブを実現するメカニカルムーブメント・キャリバー8L45を搭載。ガラス部分にはブランドを象徴する盾のマークをあしらいます。
▲「SDKV003」
華麗に揃ったカラーバリエーションも魅力のひとつ。レギュラーモデルは時間の経過とともに移ろう東京の情景に材を得て、暮れなずむ夕暮れの街をイメージした「SDKV001」、灯またたく都会の真夜中をイメージした「SDKV003」、朝日を浴びて輝くビル群をイメージした「SDKV005」の3種類。
▲「SDKV007」
また荘厳な朝焼けに照らされた朝の東京をイメージしたゴールドダイヤルの「SDKV007」は新コレクションの誕生を記念したリミテッドモデルです。
▲「SDKV009」
合わせて、澄み切った青空の下燦々と光の注ぐ都会をイメージしたアイスブルーダイヤルのセイコーブティック限定モデル「SDKV009」も販売します。
<文/&GP>
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