GoogleがPixel 10シリーズ、Pixel Watch 4を発表。新機能と価格をまとめてチェック

■Pixel watch 4は待望のGemini、心電図に対応

4世代目となるPixel Watch 4は、これまでで最も大きな進化を遂げた印象。円形のデザインはそのままに、ベゼルは16%細く、画面は10%広くなり、保護ガラスだけでなく、ディスプレイのエッジ部もカーブする新しいドーム型ディスプレイを採用。

▲カラバリは41mmモデルが4色、45mmモデルが3色

▲従来のデザインを継承しているが、ディスプレイのドーム感が強くなった

初めて「Gemini」に対応し、話しかけて、知りたいことを調べることが可能。その際「OK Google」などと呼びかける必要はなく、手を上げるだけで、Geminiが起動して、音声の聞き取りが始まります。従来の「Googleアシスタント」よりも使い勝手はよくなり、できることは増えた印象です。

▲手を上げると星が光るようなGeminiのアイコンが表示される

▲話しかけるとGeminiが聞き取って、返答してくれる

▲カレンダーに予定を追加もできる

日本では使えなかった心電図(ECG)アプリが使えるようになったことも魅力。睡眠トラッキングと皮膚温センサーの精度も向上し、ヘルスケア機能の強化も図られています。

▲心電図(ECG)も測定可能になる見通し

ワークアウトは40種類以上の運動をプリセットし、AIがトレーニングプランを作成してくれたりもします。「Fitbit」アプリはリニューアルされ、サブスクリプション「Fitbit Premium」も進化する予定。

▲Gemini搭載によって、よりパーソナルなアドバイスを得られるようになるという

バッテリー駆動時間は前モデルから25%向上し、41mmモデルは最長30時間、45mmモデルは最長40時間に。バッテリーセーバーモードにすると、それぞれ最長2日間、最長3日間持たせることができます。

▲充電器の仕様が変更され、充電速度も25%向上

 

■Pixel Buds 2aはACNに対応し、Geminiも利用可能に

Pixel Buds 2aは、コスパで人気のAシリーズの最新ワイヤレスイヤホン。Aシリーズ初のアクティブノイズキャンセリング機能を搭載。さらにGeminiにも対応しているので、スマホを取り出すことなく、音声による検索を利用可能。バッテリー駆動時間はANCオンで7時間、充電ケース使用時で20時間となっています。

▲Pixel Buds 2aのカラバリは2色

既存の上位モデルのPixel Buds Pro 2には、新色のMoonstoneが登場。環境に合わせて音量や音質が調整される「アダブティブサウンド」や聴覚保護機能を備え、もちろん、Geminiにも対応しています。

▲上位モデルのPixel Buds Pro 2には新色が登場

 

■通信キャリアでの販売価格も要チェック!

気になるデバイスはありましたか? なお、Pixel 10シリーズはドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルも取り扱います(Pixel 10 Pro Foldは楽天モバイルは取り扱わない)。通信キャリアで購入する場合、分割払いで購入して、1〜2年使った後に返却することで、以降の分割金の支払いが免除され、実質的な負担金を安く抑えられるプログラムも利用できます。また、Googleストアで購入する場合も下取りサービスが利用できます。事前によく調べて、賢く購入しましょう。

▲Googleストアおよび各キャリアが行う割引施策も要チェック!

>> Googleストア

<取材・文/村元正剛(ゴーズ)

村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

 

 

 

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