機能性のみを追求したジン「EZM 3 S」が放つ得も言われぬ存在感

徹底した機能主義で知られるドイツ発のツールウォッチブランド、ジン。なかでも、明瞭な視認性と堅牢性、極限の環境でも機能する確かな品質を備えたミッションタイマーとしてドイツ本国をはじめ過酷な任務に服するプロフェッショナルたちに愛用されているのが1997年より展開する「EZM」シリーズです。

そんな人気シリーズに、この秋一層精悍さを増した新作モデルが仲間入り。ロングセラー「EZM 3」の性能と哲学を継承しつつ、ケースとブレスレットにブラックPVDとテギメント加工を採用。

▲ブレスレット仕様

オールブラックのルックスにストイックな雰囲気をまとわせたクールな1本「EZM 3 S」(テキスタイル仕様:63万9100円、穴どめシリコン仕様:64万4600円、ブレスレット仕様:79万2000円)を紹介していきましょう。

前述の通り2001年に登場したダイバーズモデル「EZM 3」をベースにするものでケースサイズと本体重量もそれぞれ41mm径・12.3mm厚、81gと全く同じ。搭載するムーブメントも「EZM 3」と同じくキャリバーSW200-1を採用し、毎時28800振動の安定した精度と38時間のパワーリザーブを備えます。

▲オリーブグレー・テキスタイルストラップ

また、防水性能に関してはドイツ工業規格DIN8310に準拠するとともに潜水深度500m(50気圧)までの耐水性および耐圧性について独立機関による認証を完了。加えて欧州の潜水機器規格EN250/EN14143に基づく試験と独立機関DNVによる認証を取得。さらに、80000A/mの耐磁性能、Arドライテクノロジーによる-45度から+80度での精度保証など「EZM 3」譲りの屈強なスペックも備えます。

【次ページ】屈強スペックに加え、そのルックルがたまらない

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