インクボトルにペン先を浸してから使う“つけペン”。万年筆と異なりインクを内蔵しないので手軽に色を変更しやすく、独特な書き心地や描線を楽しめることから、近年人気を高めつつある筆記具のひとつです。
多くのオリジナルインクやつけペンを販売する文具店・カキモリから、新たなつけペン用ペン先が登場。経年変化を楽しめる「Metal nib-銅」(6050円)と、ガラスペンとして利用できる「Glass nib」(7700円)という2種類の素材のペン先が発売されます。いずれもカキモリのペン軸専用というわけではなく、多くの市販のペン軸でも使える設計です。

「Metal nib-銅」は純銅製のペン先で、経年変化を存分に味わえるよう、塗装などをあえて施していません。使い続けるとピンクゴールドのような色合いから、徐々に深い褐色へと変化していく様子を楽しめます。サビの発生に注意しながらエイジングすることで、より愛着を持てるようになります。
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