
カメラのスペックを見てみると、センサーは1/1.3インチで「Osmo Action 5 Pro」と同じ。レンズは143度と超広角で、フォーカス範囲は35cmから。また、ちょっとマニアックな話にはなりますが、10-bit対応なので、かなり鮮やかな色合いで撮影ができ、さらにD-Log Mカラーパフォーマンスにも対応しているので、あとから色調整などをしたいという人でも満足できるスペックになっています。それをこのサイズで、というところが驚きです。またスーパーナイトモードを使えば、ノイズが少ない夜景を撮影できますよ、

そして気になるのが撮影時間。これだけ小さいとバッテリーも小さいでしょ、と思ってしまいますが、カメラのみで約90分(1080p撮影時/4K撮影の場合最大約60分)も撮影が可能。モニターが付いている“多機能ビジョンドック”と合体させれば最大約200分も撮影できます。ちなみに多機能ビジョンドックからカメラへの給電もできて、20分で80%まで充電できるとか。

カメラと多機能ビジョンドックとの合体はどちら向きにも可能なので、自撮りでもいいし、モニター見ながら前方を撮影だってOK。分離させているときは、多機能ビジョンドック側でライブビューできたり、カメラを遠隔操作できたりと、名前の通りの多機能っぷり。

カメラ+多機能ビジョンドック+ハンドルでアクションカメラな雰囲気で使ったり、マグネットでカメラを服やバッグに取り付けてFPVな映像を撮ってみたり、マウントを使ってクルマやバイク、自転車に取り付けて、手持ちでは難しい画角の映像にチャレンジしてみたりと、さまざまな使い方ができる「Osmo Nano」。

これから動画を撮影しようとしている人はもちろん、すでにアクションカメラでVlog撮影している人も要チェックな新モデルです。
<文/円道秀和(&GP)>
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