今や、キャンプや車中泊といったアウトドアシーンでポータブル電源を活用するのは当たり前になりました。
スマホやカメラなどのモバイル機器はもちろん、モデルによっては冷蔵庫や照明、調理家電まで動かせるため、旅の自由度を大きく広げてくれる存在です。
一方で、意外と“うっかり忘れがち”なのがポータブル電源そのものの充電。出発前に充電をし忘れたり、長期の旅の途中で残量が減ってしまったり…。ソーラーパネルを積んでいても、天候や時間帯によっては思うように発電できないこともあります。
こうした課題を補う手段として、手軽なところで言うとシガーソケット充電がありましたが、出力や安定性の面では限界があり、「もう少し速く、もう少し安心して使えたら」と感じていた人も少なくないはずです。
そんな“電力あるある”をスマートに解決してくれるのが、Jackery(ジャクリ)の新製品「Jackery Drive Charger 600W」(6万6000円)です。意外にもブランド初の走行充電器として、最大600Wの高出力と安定した制御性能を両立。移動しながら本格的にポータブル電源を満たせる1台に仕上がっています。
■ シガーソケットの約6倍となる高速充電性能

ドライブ中の限られた時間でもしっかり充電したい。そんな声に応えるのが、この600Wというパワー。
一般的なシガーソケットが100W前後なのに対して、「Jackery Drive Charger 600W」は約6倍の出力を実現。走行充電器は電流が大きいほど短時間で充電できるのでシンプルに大きなメリットと言えます。

たとえば容量1070Whの「Jackery ポータブル電源 1000 New」なら、約3時間で満充電が可能。キャンプ場に着くころには十分な電力が確保できるスピード感になるわけです。長距離ドライブを“エネルギーチャージの時間”に変えられるのは、クルマ旅好きにとってかなり嬉しい機能。

また、車側の電圧が低くても安定して電力を供給できるよう設計されており、入力はDC 11.8V〜32V(最大60A)、出力は最大600W。内部で電圧を昇圧・安定化して一定の出力を維持する仕組みを採用しているため、どんな車種でも安定したパフォーマンスを発揮できるのが大きなポイントです。もちろん、12V/24V両対応なので、乗用車からキャンピングカー、SUV、トラックまで幅広く活用できます。
【次ページ】車両やポタ電への負荷もちゃんと考えれられてます▶
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