1932年創業のアメリカ発ブーツブランド「Danner(ダナー)」と、確かな審美眼でファッション感度の高いファンを惹きつける「ARKnets(アークネッツ)」が再びタッグ。
今回は、ダナーの名作「DANNER LIGHT」のDNAを継ぐ「WASHOUGAL」(ワシューガル)と、そのローカット版「CASCADE RANGE(カスケードレンジ)」をベースに、“デラックス仕様”へとアップデートしています。
どちらもアウトドアブーツの信頼性を残しながら、街で映える存在感へと磨き上げられた注目作です。
センターファスナーが象徴する、“別注ならでは”の進化

「ARKnets別注Danner WASHOUGAL DX ARK」(5万600円)は、最大の特徴としてミリタリー由来のセンターファスナーを新たに採用。サイドファスナーに加え、フロントからも開閉できる構造にしたことで、脱ぎ履きのしやすさが大幅に向上しました。ブーツ特有の履くたびにしゃがむ煩わしさが軽減され、日常使いでもストレスを感じにくい仕様です。
また、このセンターファスナーはデザイン面でも重要なアクセント。アウトドアブーツらしい無骨さにモードな表情を与え、シンプルなコーディネートに合わせても自然と存在感を放ちます。機能とデザインの両面でアップデートを果たしたこの仕様こそ、アークネッツ別注ならではの象徴的ディテールといえるでしょう。

アッパーにはカウスエードと1000デニールナイロンを組み合わせ、擦れに強く、タフで耐久性の高い構造に。ちなみにまた、センターファスナーパーツは取り外し式で、レースアップ仕様としても着用可能。ミリタリーライクな重厚感と、軽快なクラシックスタイルの両方を楽しめるのは別注モデルならではの魅力です。
履き心地を底上げする厚底仕様と快適素材

さらに注目したいのが、ミッドソールの厚底化とインソール素材の変更。ミッドソールは従来よりも6mm厚く設計され、クッション性と安定感が向上。地面からの突き上げをしっかり吸収し、長時間歩いても疲れにくくなっています。

また、インソールにはOrtholiteフォームを採用。通気性の高い発泡構造でムレを防ぎつつ、踏み込むたびに適度な反発力を感じる快適な履き心地を実現しています。見た目の重厚感に反して軽やかに履けるのは、この組み合わせならでは。別注モデルらしく、デザインと快適性の両面で“履き味”を磨き上げた仕様です。
さらにアウトソールには、登山靴でも信頼の厚いVibram #148ソールを搭載。深いラグパターンが濡れた路面でもしっかりとグリップし、街でもアウトドアでも安心の安定感を発揮します。
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