■潮を読む仕組みはどうなっている?

「オーシャン エクスプローラー」は、文字盤外周の2週間サイクルのインナーディスク両方向回転式ベゼルを組み合わせて、満潮・干潮を読み取れるよう設計されています。一度、所在地の潮時に合わせてセットすれば、向こう2週間分のおおよその潮のピークが手元で分かるのです。
6時位置には「大潮・小潮」を示すサブダイアルを配置。「SPRING(大潮)」と「NEAP(小潮)」の表示で、潮の強弱の変化も直感的に把握できます。
“大潮・小潮”を把握すれば、以下のようなシーンで活用可能です。
・サーフィンなら、満潮から引きにかけて波が整うタイミングを狙いやすい
・海釣りなら、大潮は魚の活性が高まる好機、小潮なら狙い方を変える
・潮干狩りや磯遊びなら、干潮+大潮のときに干潟が広がりやすい
つまり、潮を読むことは、海の楽しみ方の精度を上げることにつながるのです!
■ 暗い環境でも迷わない高い視認性

針とインデックス、ムーンフェイズ表示には、自発光マイクロ・ガスライトを計29個搭載。外部光で蓄光するタイプではなく、電池不要で約25年間発光を続ける仕組みのため、夜明け前や夕まずめの時間帯でも、ライトを照らさずに視認できます。

今回の新色は、深い黒文字盤に、緑と赤を組み合わせた回転ベゼルが特徴です。視認性を損なわず、過剰な主張に寄りすぎない。海で使うことを前提としつつ、日常でも違和感のないデザインに仕上がっています。
ケースは316Lステンレススチール製で、直径41mm、厚さ12.95mm。そして、海での使用を想定した100m防水。ついでにいうと、耐磁4800A/m、耐衝撃5000Gsを確保しているから、装着したままPC作業ができるからオフィスワークにも使えるのです。
ムーブメントは、C.O.S.C.(スイス公式クロノメーター検定機関)認定の自動巻きBALL RR1803-C を搭載。高い精度と安定性を備えています。

潮汐表示は、単なる「海の雰囲気を楽しむためのロマン機能」ではなく、“いつ動くか”の判断を支える実用的な情報。ムーンフェイズ表示は装飾ではなく、潮汐と関係する月齢を視覚的に把握できる実用機能だけに、スマートデバイスが主流になった今でも、手首で潮を読めることには意味があります。
つまり、「オーシャン エクスプローラー」は、海で過ごす時間をより確かなものにするための実用性の高い道具といえるのです。
<文/&GP>
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