太陽の力でさらにポカポカ。新素材「ソラメント」搭載のあったかダウンは懐にもやさしい

一気に秋を通り越し、冬本番かと思うような寒さを感じる今日この頃。そろそろアウターをひっぱり出して着たい時期ですが、いざ袖を通してみると「思ったより寒い…」ということもありますよね。そんなタイミングこそ、新調を考える絶好のチャンス。2025年冬の本命を探すなら、発熱機能素材を採用したUNFILO(アンフィーロ)×TAION(タイオン)のコラボダウンを候補に入れてみても良さそうです。

11月初旬に登場したのは、「リバーシブルフードダウン」(3万1990円)と「スタンドダウン」(2万7990円)の2タイプ。どちらも住友金属鉱山が開発した機能素材 SOLAMENT(ソラメント)を表地に使用し、着た瞬間からしっかり温かさを感じられるシリーズです。

▲「リバーシブルフードダウン」

SOLAMENT(ソラメント)は、430年以上の歴史を持つ住友金属鉱山が、鉱山開発や金属製錬の過程で培ったナノレベルの制御技術を応用して生み出した、レアメタル由来の機能素材です。地表に届く太陽光の約42%を占める“近赤外線”に着目し、そのエネルギーを吸収して素材自体が発熱するのが最大の特徴となっています。

興味深いのは、用途に合わせて生地の組成を調整できる点です。たとえば冬なら、発熱面が肌側にくることでしっかり温かく、逆に夏は空調服と組み合わせれば近赤外線を遮って内側を涼しく保てます。元々は窓ガラスなどに使われていた技術だそうで、衣服向けに応用されているのは比較的新しい展開です。

【次ページ】素材自体があったかく、ダウンと組み合わせてよりほっかほか

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