設立50周年を迎えるシップス。トラッドな空気が溢れる逸品たちは大人こそ欲しくなるものばかり

大人の着こなしの代表格、トラッド。その紳士的な装いは上品で優雅で、余裕のある大人の空気感を醸し出し、ここ日本でも昔から愛されてきました。決して派手ではないものの、細部まで気を使っているようなおしゃれな雰囲気は誰もが一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。

トラッドスタイルはブリティッシュトラッドとアメリカントラッド(アメリカントラディショナル、アメトラ)の2種類が存在します。アメトラはご存じの通りネイビーのブレザーやボタンダウンシャツなどがその代表的なアイテムで、“アイビー”と呼ばれたりする着こなしもアメトラのひとつ。ブリティッシュトラッドはアメトラのルーツと言われ、アーガイル柄やチェック柄などのアイテムが多く見られるのが特徴です。

▲シップス別注バラクータ(9万3500円)

そんなトラッドの本流、ブリティッシュトラッドを体現するような数々のイギリスブランドに、今年設立50周年を迎えるシップスが別注。紳士的なムードを醸し出すアイテムが続々と登場します。

改めてシップスの歴史にも触れておきましょう。もともとは1952年に東京・上野に「三浦商店」としてスタート。当時はアメ横のたった1坪半のスペースでした。その後1975年に有限会社ミウラを設立し、東京・渋谷に「ミウラ&サンズ」をオープン。その「ミウラ&サンズ」がシップスとしての始まりだと位置付けられています。

日本のセレクトショップ御三家のひとつと言われていますが、実はその歴史は他のビームスやユナイテッドアローズよりも古く、まさにセレクトショップのパイオニア的存在。つまりシップス自体、トラディショナル(伝統的)な存在とも言えるのです。

▲シップス別注バブアー(6万1600円)

そんなシップスだからこそ、今回50周年記念で名ブランドたちとエクスクルーシブコレクションが作れたのでしょう。どのアイテムを見ても、まさにトラディショナル。伝統ある上質で重厚な雰囲気を湛えています。

【次ページ】思わず目を奪われる逸品が並びます

この記事のタイトルとURLをコピーする