絞りが変えられるアクションカメラ「DJI Osmo Action 6」なら昼も夜も美しく撮れる

アクティブシーンの撮影といえば、まず思い浮かぶのはアクションカメラです。強力な手ぶれ補正、高い防水防塵性能、衝撃にも強いタフさ。登山、自転車、ツーリング、ウィンタースポーツなど、動きのある場面を撮る道具として定番になりました。最近では、その気軽さから日々のちょっとした動画撮影やVlogに使う人も増え、“隙のないカメラ”として定着してきた印象があります。

ただ、どれだけ完成度が上がっても気になるところが。それは絞りが固定であることです。どうしても映像が平坦になりやすく、さらに朝晩の光の変化や逆光の場面では白飛びや黒つぶれを起こしやすい。撮りたいタイミングほど難しい。ここがアクションカメラの“あと一歩”でした。

その一歩を埋めたのが、DJI「Osmo Action 6」(スタンダードコンボ:6万1270円、アドベンチャーコンボ:7万7440円)です。DJIのアクションカメラとして初めて可変絞り(f/2.0〜f/4.0)を搭載し、撮影環境に合わせてレンズの明るさを調整できるようになりました。暗い場所では光をしっかり取り込み、明るい場所では光を抑え、白飛びや黒つぶれのリスクを減らす方向です。つまり、昼でも夜でも失敗しにくくなるということ。

取り込む光の量を調整できることで、映像の印象も変わります。輪郭がよりくっきりし、細かな描写が残りやすく、光が急に明るくなったり暗くなったりする場面での映像にも期待ができます。特に差が出そうなのは、朝夕の変わり目や木漏れ日のハイキングコース、街灯がつきはじめる時間帯など。これまで“うまく撮れたらいいのに難しい”と感じてきた場面でも、成功率が上がりそうな印象です。

今回のモデルはこの方向に合わせるように、撮影の基礎体力も底上げされています。1/1.1インチCMOS スクエアセンサー、2.4μm画素、最大13.5ストップのダイナミックレンジ、4K/120fps、10-bit D-Log M、低照度向けのSuperNightモードなど、強い光にも弱い光にも余裕を持って対応できます。

【次ページ】手ぶれ補正も強化、性能面でも抜かりなし

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