モニターなし、ただシャッターを押すだけ。レンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)みたいなデジカメが日本初上陸

撮った写真をすぐには見られず、現像するまでワクワク感を味わえるのもフィルムカメラの醍醐味のひとつ。そんな楽しい体験を味わえるデジタルカメラが日本に上陸! しかも、デジタルカメラなのでフィルムの残量や失敗を気にせずにバンバン撮れます。

Camp Snap(キャンプスナップ)からフィルムカメラ感覚で撮影が楽しめるスクリーンレスのデジタルカメラ「Camp Snap Camera V105」(オンラインストア価格:9880円)が登場しました。

カメラとしての機能はとてもシンプル。シャッタースピードやフォーカスなどは固定なので複雑な設定はなく、ファインダーを覗いてシャッターボタンを押すだけ。子供でも簡単に撮影できます。ちなみに焦点距離は4.8mm(35mm換算)でF値は1.8。800万画素(8MP)の1/3.2型センサーを搭載しています。

シャッターを押すだけという簡単撮影は、まるで1980年代に一世を風靡した“レンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)”のようですが、使い捨てではなく何度も繰り返し使えるのがこのカメラの強み。電源は付属のUSB-Cケーブルで充電し、最大2000枚の撮影が可能。また、4GのマイクロSD(HC)カードが最初からカメラに入っています。

硬質プラスチック製のカメラ本体のサイズは幅115×奥行33×高さ65mmで、重さはたった95g。コンパクトかつ軽量なのでポケットやカバンに忍ばせて持ち歩けます。カメラの両サイドにストラップホールも付いているのでストラップを装着して首下げスタイルで持ち歩くことも。

複雑な機能はありませんが暗所での撮影用に簡単なLEDフラッシュを搭載。また、スピーカーも搭載されていてシャッターを押した際に鳴る「カチャッ」というサウンドも良い味を出しています(消音に切り替え可能)。撮影が終わったら付属のUSB-CケーブルでPCやスマホと繋いで、撮影した写真の確認や撮影データを移行できます。そこで初めて撮影した写真を確認できるわけです。

【次ページ】フィルム風でもデジカメだから失敗を恐れずにバンバン撮れる

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