
本体側面には“ジダイヤル”と名付けられたダイヤルが付いていて、そこには1930から10ずつ数字が増えていき2020までの文字が。そうこれは、1930年から2020年までの時代を意味していて、各時代に合ったエフェクト効果を使って撮影ができる仕組みになっているんです。

時代によってはカメラ自体のフィルムが回る音も音声に入ったりと凝った仕掛けになっていて、まるで歴史を振り返る昭和初期のモノクロ映像のような動画から、スマホで撮影したような動画まで、映像だけでなく音声にまでもしっかりエフェクトがかけられ、いま目の前にあるシーンを「これいつ撮ったの?」と思えるような動画が撮影できます。

またレンズ周縁には、色やコントラストさらにはノイズ表現レベルを10段階で調整できる“度合い調整ダイヤル”が付いていて、ジダイヤル10×度合い調整10=100種類の表現を楽しめるようになっています。

撮影時は、ちょうど人差し指が掛かる前面レンズ下のレバーを押して行い、押している間は録画、離せばストップという仕組みに。また15秒以内ならつなぎ合わせも可能です。

撮影後にプリントレバーをひねれば、本体上部からQRコード付きのフィルムをチェキプリント。これをシェアすればOK、というわけではありません。
この動画を再生するためには、専用アプリ「instax mini Evo」経由で動画をクラウドにアップロードする必要があるのですが、お楽しみはまだあります。

アプリ内ではトリミングや動画の並び替え、音量調整が可能。ちなみにアプリで編集する場合は、複数動画をつなぎ合わせて最大30秒までの動画にできます。さらにオープニングとエンディングのテンプレートも搭載されているので、まるで映像作品のようなショート動画を簡単に作れるという仕掛けも。最後に同じくアプリに搭載されているポスターテンプレートを使って文字などを入れれば、自分だけのショート動画QRコード付きチェキが完成です。これをサーバーにアップロードすることで、プリントしたチェキのQRコードを読み込めば、ブラウザ上で動画を観られるようになるわけです。もちろん作った動画は、SNSでのシェアも可能です。

他にも、各時代を彷彿とさせるフレーム(1980であればオレンジ色で日付が入ったり、2010であれば「LIVE」の文字と再生バーが入ったり)が入れられたり、プリントの色味や風合いを変えられたりといった機能や、セルフタイマー、スマホからのリモート操作、スマホ内の画像をカメラに送信してチェキプリントしたりといった最新チェキならではの機能も搭載しています。
▲撮影しやすくなるオプションパーツ(別売)もラインナップ
▲専用カメラケースも発売予定
スマホの普及で誰もが気軽に動画を撮影しシェアできるようになりました。記録という意味ではスマホのカメラ機能ほど優れたものはありません。そして誰もが撮れるようになったことで、その次のステップ、どんな動画を撮るのか、撮りたいのか、という時代になっているのかもしれません。人とは違う動画(映像)を撮りたい残したい観てもらいたい。そんな願望をまるで半世紀前に巻き戻ったかのようなデバイスで叶える。世の中が動画時代に突入したことを実感させてくれる新ジャンルデバイスなのかもしれません。
>> 富士フイルム「instax mini Evo Cinema」
<文/円道秀和(GoodsPress Web)>
【関連記事】
◆チェキでも集合写真撮れるんです! ワイドフィルム対応の広角チェキがリニューアル
◆音も撮れる“チェキ”!? 思い出全部を切り取る新感覚インスタントカメラ
◆カメラ内部に搭載されたLEDがポイント。光と色で遊ぶチェキ「INSTAX mini 99」が誕生!
- 1
- 2



























