キヤノン「PowerShot」が30周年。ということはデジカメの歴史もほぼ30年ということです

デジカメのキモとなるセンサーは、1.0型で有効画素数約2010万画素の積層型CMOSセンサーが使われ、35mm換算で24-100mmかつF1.8-F2.8の明るいズームレンズを搭載。解像感を保ちつつ200mm相当までズームできるプログレッシブファインズーム機能も付いています。ズーム全域で明るいうえに1.0型センサーと9枚羽根絞りにより、円形に近い美しいボケ味も実現しています。さらに最短撮影距離はなんと5cm。グッと寄りたい花や小さな被写体もしっかりシャープに写し出せます。

また、電源ONから約1.1秒で起動してくれて、さらにシャッター半押しからピントが合うまで約0.11秒というスピードも実現。常に持ち歩き、撮りたいと思ったらすぐに撮影できるというのはコンデジにとっては強い武器ですよね。

もちろん、今のカメラらしく動画機能も充実。次々と変わるシーンでもテンポ良くピントが切り替わる「Video Blog」モードが付いていて、人物から風景に切り替わる際に素早く露出が追従したり、明暗差がある場所を移動しながらの撮影でも白トビを抑えてくれたり、顔が正面から横顔になっても検知した顔の明るさを保ったりと、Vlog撮影も苦にしません。気になる手ブレも「5軸手ブレ補正」でしっかり補正してくれます。ちなみに4K動画も撮影可能ですよ。

▲中央が30周年記念モデル

サイズは幅が約105mm、高さ約60.9mm、奥行き約41.4mmでレンズは沈胴式。重さはバッテリーやメモリーカード含めて約304g。背面のモニターは上下に動くチルト式で、上には180度回転するので、自撮り撮影もお手の物です。

通信機能はWi-FiとBluetoothに対応しているので、SNSへのアップも簡単。専用アプリ「Camera Connect」を使えば、スマホからのリモート撮影もできるようになります。

今回発売となる30周年記念モデル(14万8500円/4月下旬発売、3月3日より予約受付開始)は、「PowerShot G7 X Mark III」のカメラスペックはそのままに、軍艦部をグラファイトカラーにし、ポップアップ式のストロボ部分に記念ロゴを印字。さらにレンズ周縁のコントローラーリングが綾目へと変更されています。また、「G7 X Mark III」のオリジナル本革ケースをボディのグラファイトに合わせグレーにしたものとストラップも国内限定キットとして付属。記念モデルに相応しい内容となっています。

ミラーレス一眼が登場し、スマホのカメラ機能が進化したことで、以前と比べると勢いがなくなったと言われて久しいコンデジですが、手軽なうえに“カメラを構えて写真を撮る”ことの心地良さや気持ちの違いを感じられ、さらにカメラならではの機能の充実さも得られるなど、久々に使ってみるとイイなと感じるシーンも多いものです。

デジカメ黎明期より今もなお連綿と系譜をつなぎ続けるPowerShot。30周年というのは、一般向けデジカメの歴史がほぼ30年ということを意味します。そんな歴史も感じさせてくれる記念モデルです。

>> キヤノン「PowerShot G7 X Mark III」30周年記念モデル

<文/円道秀和(GoodsPress Web)>

 

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