
アッパーには、軽量かつ高い通気性と耐摩耗性を備えた“Leno Weave(レノ・ウィーブ)”を採用。絡み織りとも呼ばれる構造で、縦糸同士を絡ませながら横糸を通すことで、メッシュ状でありながら剛性を確保しています。
この織り構造により、単なる通気性向上にとどまらず、アッパーのよれを抑制。過度な伸縮を防ぐことで、足室内での無駄な動きを抑え、フィット感を高めています。特に長距離走行では、わずかなブレが疲労やトラブルの原因になるため、この安定性は実用的なアップデートといえます。
▲「AGILITY PEAK 6」
シューレースホール周辺やアッパーサイドに配された波状のTPUオーバーレイも刷新。補強の設計や配置面積が見直され、外部からの衝撃や擦れに対する耐久性が向上しています。
単なる補強にとどまらず、アッパー全体の形状保持にも寄与。型崩れを抑制し、トゥボックス内の空間を適切に確保することで、長時間着用時の圧迫感を軽減します。
結果として、フィット感と安定性が両立。テクニカルな路面で足がシューズ内で暴れることを抑え、より精度の高いフットワークを支える構造へとアップデートされています。

ミッドソールには、軽量性と耐久性を両立したサステナブルEVAフォーム“FLOATPRO(フロートプロ)”を採用。反発弾性とクッション性のバランスに優れ、長距離走行でもへたりにくい特性を持ちます。ウルトラディスタンスで求められる持続的な推進力を支える素材です。
さらに、ミッドソール内側上部には縦横のアシストラインを設けた“FLEXCONNECT(フレックスコネクト)”構造を組み込み。路面の凹凸に応じてソールがしなやかに屈曲することで、接地から蹴り出しまでの動きをスムーズに導きます。
単に柔らかいだけでなく、地形追従性と安定性を両立させる設計。テクニカルなトレイルでも足裏感覚を損なわず、自然なフットワークを維持できる構成です。

前足部の約1/2には、ミッドソールとアウトソールの間に“ESSロックプレート”を配置。岩や木の根といった突起物からの突き上げを緩和し、足裏へのダメージを抑制します。
同時に、過度に硬くしすぎない設計により、路面状況の感覚は適度に伝達。プロテクションと接地感覚のバランスを取り、足さばきや着地コントロールをしやすくしています。
テクニカルセクションでの細かな足運びや、不整地での着地安定性を重視するランナーにとって、実用的な仕様といえるでしょう。

アウトソールには、Vibramの“Vibram MEGAGRIP”を採用。濡れた岩場や不安定な路面でも高いグリップ力を発揮するコンパウンドです。さらにラグ部分には特許技術“Vibram TRACTION LUG”を組み合わせ、接地面積を増やすことでトラクション性能を向上。登り下りが連続するテクニカルなトレイルでも安定した推進力を確保します。
加えて、ミッドソールとアウトソールの接着方法も見直され、剥がれにくさを強化。長距離走行や過酷なコンディション下での耐久性にも配慮したアップデートが施されています。

カラーバリエーションは、メンズがダークブルー、バーラップ、ピジョン、ブラックの4色展開で、サイズは25.0~30.0cm。ウィメンズはアドミラル、ピジョン、ブラックの3色展開で、サイズは22.5~25.5cmとなっています。
▲「AGILITY PEAK 6 GORE-TEX」
さらに、透湿防水メンブレンにGORE-TEXを採用した「AGILITY PEAK 6 GORE-TEX」(2万9700円)もラインナップ。雨天やぬかるんだ路面にも対応する全天候型モデルとして、コンディションを問わず走りたいランナーに適した選択肢です。
>> MERRELL
<文/GoodsPress Web>
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