「NuAns NEO」は、スマホアクセサリーなどを手がけるトリニティという会社が作ったSIMフリースマホ。昨年1月に発売された初代モデルは、Windows 10 Mobileを搭載していましたが、新モデルの[Reloaded]は、Android 7.1を搭載。しかも、GoogleのNexusシリーズなどと同様に、AndroidのベーシックなUIをそのまま採用し、ソフトウェアのアップデートなどにも迅速に対応するとのこと。“誰にとっても使いやすいスマホ”に進化したと言ってもいいでしょう。
▲従来のコンセプトはそのままに最新Androidを搭載。CPUは2.0GHzのオクタコア、RAMは3GB
▲厚さ11mmという持ちやすいサイズ感も継承
CORE(本体)とカバーが別売で、自分好みのカバーでカスタマイズできるというコンセプトは前モデルから継承。サイズも同じなので、前モデルのカバーを新モデルに付け替えて使うこともできます。
新モデルの発売に伴い、新しい素材のカバーも登場しました。「コルク」「児島デニム」「パンチングウルトラスエード」「ストーン」が加わり、約700通りもの組み合わせを楽しめるようになりました。
▲新素材のカバーが追加され、「自分好みを選べる」楽しさもアップ!
ぱっと見では、前モデルと変わらないように思えるNuAns NEO [Reloaded] ですが、細かい部分に目を向けると、さまざまな進化ポイントが認められます。
まず、画面がひと回り大きく、高精細になりました。シャープ製の5.2インチのフルHDディスプレイを採用し、狭額縁設計により、写真などを見るときの迫力が向上。小さな文字なども見やすくなった印象です。
▲右は初代NuAns NEO(筆者の私物)。本体サイズはそのままで、画面が広くなった
ディスプレイの下には、指紋センサーを搭載。事前に指紋を登録した指をあてるだけでスピーディーにロックを解除できるようになりました。
カメラはリア・フロントともにソニー製の裏面照射CMOSセンサーを採用。リアはF値2.0の明るいレンズで1300万画素。フロントはF値2.2で・広角24mmのレンズに800万画素センサーを組み合わせ、セルフィーも快適に楽しめる仕様になっています。
▲像面位相差オートフォーカスにも対応
防塵・防滴にも対応。雨に濡れたり、水回りで濡れた手で持ったりしても、心配無用に。多少アクティブに使うことで、天然木や布地などを用いたカバーの風合いの変化も楽しめそうです。
▲防塵(IP5X)・防滴(IPX4)に対応
さらに、おサイフケータイにも対応しました。利用可能なサービスはまだ公表されていませんが、おサイフケータイサービスとして普及しているものは、すべてに対応させる予定ということですので、「モバイルSuica」も使えるようになると期待していてよさそうです。
▲前モデルは、Suicaなどのカードを収納できる仕様だったが、新モデルはおサイフケータイ機能を搭載し、さらにカードも収納可能
▲国内全キャリアのLTEに対応し、すべてのMVNOのSIMで利用可能
NuAns NEO [Reloaded]は、5月発売予定で、CORE(本体)は4万6111円(税別)。カバーは、上下2枚を組み合わせる「TWOTONE」が1400〜1833円、「FLIP」が2750〜3680円(どちらも税別で、素材によって異なる)。
NuAns NEOのオンラインストアで3月31日までに予約し、アンケートに答えると、TWOTONEカバー(上下セット)またはFLIPケースがプレゼントされるキャンペーンを実施中。カバーの色・種類は選べませんが、その日の気分によって着せ替えて楽しみたいという人はお得なので、お見逃しなく!
▲2017年2月20日現在、決まっている販売チャネル
▲NuAns NEO [Reloaded] の開発チーム。中央がトリニティの代表取締役社長・星川哲視氏
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(取材・文/村元正剛)
むらもとまさかた/ITライター
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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