450余年モノ作りを追求し続ける“西川の羽毛ふとん” その進化と価値

創業450余年。モノ作りを追求し続け、人々に快適な眠りを提供し続けてきた「西川」。その象徴が、たっぷり空気を含み、眠る人をふんわり、心地よい温もりで包むプレミアムな“羽毛ふとん”。総合満足度 第1位に選ばれる秘密とは。

昨今の社会情勢を受けて、人々の考え方やライフスタイルにも、これまでにない様々な変化がもたらされ、その中で新たなニーズも生まれている。

なかでも注目されているのが“睡眠”と、その質の向上について。コロナ禍にあって家で過ごす時間が増えたことと、それに由来する生活習慣による健康面の観点から、質の高い睡眠が生み出すメリットが周知されたことにより、睡眠環境の要たる寝具にこだわる人が急増したのだ。

そんな中で、羽毛ふとんの総合満足度第1位に選ばれているメーカーがご存じの「西川」である。

同社は、これまでも妥協なき羽毛品質へのこだわりと独自の新技術に支えられたモノ作りによって、洗える羽毛ふとん「ランドリエ」、キレイ・軽い・ムレにくいの三拍子が揃った「ゴア羽毛ふとん」といった革新的アイテムを展開。創業450余年という寝具メーカーの老舗中の老舗でありながら、常に時代に対応するプロダクトを提供し続けている。それがここにきてさらなる人気の高まりを見せているという。

その人気の秘密を紐解いていく中で辿り着いたのが、「おひさまの羽毛」というキーワード。

①きれいなエネルギー(太陽光発電による自然エネルギーを使用)、②きれいな空気(プラズマクラスターの空気浄化システムを導入した工場で製造)、③きれいなダウン(羽毛本来のチカラを引き出し、磨きあげる西川独自のフレッシュアップ加工を施して、保温性を向上させた羽毛)、④約束(羽毛産地を証明し、消費者が安心して購入できるJ-TAS認定を業界で初めて取得)。

この4つのクリーンなチカラと西川の技術により生まれた「おひさまの羽毛」こそが、西川が「選ばれる」理由なのである。また、本文冒頭で述べたライフタイルの変化、とりわけ「清潔・衛生観念」「持続的な環境・社会への配慮」「節電に対する意識」という昨今のニーズにも丁寧に答え、その時代に寄り添う寝具を提供、多くの人々に快適な眠りを届けてくれている。そういった真摯なモノ作りが長年支持され続けているのだ。

編集部はそんな西川のモノ作りの根底を調べるため、宇都宮レベックス工場を訪問。製造工程を見学していく中で見たのは、総合満足度第1位に選ばれるに値する、確固たる理由の数々であった――。

■クリーンな力と西川の技術で生まれた「西川の羽毛布団」が作られるまで

西川の羽毛ふとん。その要となる羽毛には、厳しい独自基準をクリアしたもののみが使用されるという。だが、実際はどうなのだろうか? ここでは、羽毛ふとんの製造工程を追いながら、他メーカーとは一線を画する妥協なきモノ作りのこだわりに迫る。

■高品質を保ち続ける独自の製造工程

西川のふとんには、主にポーランド産、ハンガリー産の上質な羽毛が使用される。だが、買い付けたままの状態では、羽毛本来のチカラが発揮されたふとんを作ることはできない。そこで西川では、下記図のような工程を行っている。この中で一般的なふとん工場では行われないのが⑥・⑦の工程。ここにこそ、西川クオリティの秘密が隠されているのだ。

<製造工程>

1. 羽毛原毛の検査

2.羽毛の洗浄

3.清浄度検査【業界水準よりも数倍厳しく設定された水準】

汚れやニオイの元となる油脂分などの物質がしっかり落ちたかを、洗浄排水の透視度にて確認。清浄度がはっきりと確認できるまで洗浄。検査には1000mmの透視度計を使用。

4.乾燥&冷却除塵

5.選別【風の力を利用して良質な羽毛を選別】

洗浄・乾燥・冷却除塵された羽毛を、内部が3室に分かれた羽毛選別機に投入。“大きくてフンワリした良質の羽毛ほど遠くに飛ぶ”。

この原理を利用し、風で吹き上げられた羽毛を、主に「ダウン」「スモールフェザー」「ラージフェザー他」に選別。同時に付着した不純物も落とす。

6.フレッシュアップ加工【羽毛本来のチカラを最大限に引き出す!】

▲左がフレッシュアップ加工前、右が加工後の羽毛。本来のかさ高に戻すことによって、約2℃にも相当する保温力が向上する

選別された羽毛に加湿乾燥と2度目の冷却除塵を施して、汚れやゴミを取り除くことで羽毛本来の膨らみを取り戻す“バイオアップ加工”。

これを施したのち、もう一度風で吹き上げることで、より良質な羽毛だけを再度選別する。これが西川独自の“フレッシュアップ加工”である。

7.品質検査【8項目をクリアしてはじめて西川の羽毛に】

西川クオリティを支えるのが、独自基準による品質検査だ。

写真の組成混合率から始まり、清浄度、油脂分率、臭気、かさ高性といった8項目の厳しい検査(しかも、その全てが手作業で行われる)をクリアした羽毛のみが、はじめて“西川の羽毛”として認められるのだ。

8.充填

9.縫製

10.検品検針

■この冬から始めたい、西川の羽毛ふとんオススメ3種

冬に向けて、こだわりと羽毛が詰まった西川の羽毛ふとんを手に入れようとお考えなら、まずはこの3種をチェック!

【おすすめその1】ランドリエ 毛掛けふとん(4万4000円)

コインランドリー対応。六角形のキルトによって羽毛を乾きやすくし、繰り返して洗濯しても、ふんわり感と暖かさをキープする。

【おすすめその2】西川プレミアム ゴア羽毛掛けふとん(16万5000円~)

ゴアメンブレン搭載の側生地で防塵性と軽量性と透湿性を獲得。“きれい・軽い・ムレにくい”を実現した理想的羽毛ふとん。

【おすすめその3】西川プレミアム 羽毛掛けふとん(6万6000円~)


高温スチームによる独自のフレッシュアップ加工で羽毛の力を最大限に引き出した、西川を代表するフラッグシップシリーズ。

>> 西川

(文/富永修朗)

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