ブローバが誇る3大タイムピース。オンリーワンの個性派デザインが大人の冬スタイルを彩る

提供:シチズン時計

腕時計は時刻を知るための実用品であると同時に、男が身に着けられる数少ないアクセサリーのひとつ。ゆえに存在感のある腕時計は、ギアとしてもファッションアイテムとしても、“男の武器”となりうるアイテムだ。

たとえば、アメリカを代表する時計ブランド、BULOVA(ブローバ)の腕時計。数々の“世界初”を実現してきた同ブランドのラインナップには、冬スタイルの切り札となる個性的なタイムピースが揃う。

■ブローバの歴史。それは常識を打ち破ってきた革新の歴史だ

▲創業者、ジョセフ・ブローバ氏。写真提供:ブローバ

ブローバの歴史は古く、そのルーツは1875年にジョゼフ・ブローバ氏がニューヨーク・マンハッタンに開業した宝飾店にある。

1911年にはジュエリー製作で培われた技術力を生かして、懐中時計やクロックの製造・販売を開始すると、またたく間に反響を得て時計メーカーへ転身。そして1912年にはスイスのビエンヌに時計製造・組立工場を設立し、時計ブランドとしての知名度を高めていった。

▲1926年、アメリカ国内時計メーカー初のラジオコマーシャルを開始。写真提供:ブローバ

1926年には、アメリカ国内で時計メーカーとしては初となるラジオコマーシャルを開始。8時の時報とともに、ブランドをアピールする革新的なコマーシャルは大きな話題を呼んだ。

一方で品質にも磨きをかけ、1940年代にはアメリカ軍に正式採用され、1950年代には海軍の宇宙計画・ヴァンガード衛星計画をサポート。

こうした功績が認められ、1967年には“空飛ぶホワイトハウス”こと大統領専用機の公式時計に採用されるという栄誉に浴する。こうしてブローバはアメリカの国民的時計ブランドとなった。

▲世界初の音叉式電子時計「アキュトロン」。写真提供:ブローバ

ブローバの名を世界に知らしめたのが、1960年に発表された世界初の音叉式電子時計「アキュトロン」だ。月差1分以内という高精度時計はスイスで展示され、世界から絶賛された。

このアキュトロンの計時装置は、後に人類初の月面着陸を果たした有人宇宙船・アポロ11号に搭載され、着陸地点に設置されたことで知られる。ブローバは、アメリカの宇宙計画を支えたブランドでもあるのだ。

■ブローバの個性派モデルが、冬の着こなしに上質な遊び心をプラスする

今回フィーチャーするのは、「マリンスター」「カーブ」「クラシック」というブローバの3つのコレクション。その中から、今シーズン登場したばかりの新作やすでにヒット作となっているモデルなど、注目の3モデルをピックアップ。それぞれのデザインの魅力を深堀りしつつ、大人のお洒落にもたらされるメリットをチェックしていこう。

▼細部の作り込みに惚れ惚れ。「マリンスター」はブローバらしさが光るラグスポ時計だ

左:「マリンスター 98A303」(6万7100円)右:「マリンスター 98A227」(7万2600円)、ケースサイズ45mm、厚み13.45mm、重さ 約120g、自動巻き、パワーリザーブ42時間、SSケース(左:ステンレス+ブルーPVD、右:ローズゴールドPVD+ブルーPVD)、20気圧防水

まずは「マリンスター」の注目モデルを紹介しよう。同モデルは、1970年代に誕生した基幹コレクションのひとつで、高級宝飾店をルーツとするブローバの美意識と技術力がいかんなく発揮されたコレクション。

中でも今年5月にリリースされた「マリンスター 98A303」(写真左)と「マリンスター 98A227」(写真右)は、同コレクションの代表作をベースに、現在のウォッチトレンドのメインストリームである“ラグスポ(ラグジュアリースポーツ)”のスタイルを踏襲した魅力的な逸品だ。

ベースとなっているのは2019年にリリースされた「マリンスター」の自動巻きモデル。スモールセコンドとオープンハートが特徴的なこの人気モデルをアレンジしたモデルは、深海を連想させるブルーダイヤルやベゼルの6本のビスがスポーティなイメージを強めつつ、大ぶりなローマンインデックスや随所のビビットカラーが遊び心を演出する。

それでいて文字盤のギョーシェ模様やポリッシュとヘアラインで仕上げられたベゼルによって華やかさや高級感が表現されている。

ムーブメントには、42時間のパワーリザーブを持つ自動巻きムーブメントを採用。ケースバックがシースルーになっているため、文字盤のオープンハートとともに、ムーブメントの動きを眺めることができる。

マリンウォッチとしての実用性が確保された20気圧防水もポイントだ。ストラップは軽くしなやかなシリコンラバー製で、表はネイビー、裏は赤のバイカラーに。

これだけのスペックと高級感を兼ねそなえたラグスポウォッチが、10万円を大きく下回る価格で入手できる点も特筆に値する。

ケース径はラグスポの中でもやや大ぶりな45mmで、厚みは13.45mm。ボリューム感のある腕時計は、冬のカジュアルスタイルでも十分な存在感を放つだろう。

ことケースやベゼルがローズゴールドPVDで彩られた「マリンスター 98A227」は、こうしたリジッドデニムのGジャンやワイドな軍パンを使った濃いクチのアメカジスタイルに大人の色気を添えてくれる。

カジュアルはもちろん、セットアップやジャケパンとの相性もよく、オンオフ問わず使える万能の1本となるだろう。

デニムジャケット 1万9800円/リー(エドウイン・カスタマーサービス)、カットソー 1万3200円/ナイジェル・ケーボン(アウターリミッツ)、その他スタイリスト私物

▼腕とのフィット感を追求。腕時計全体が「カーブ」した唯一無二のデザイン

左:「カーブ 96A297」(13万8600円)右:「カーブ 96A302」(13万8600円)、ケースサイズ44mm、厚み10.1mm、重さ 約155g、ハイパフォーマンスクォーツ、SSケース、3気圧防水

一般的な腕時計のケースは“平面”ゆえに、腕に装着すると、どうしても隙間が生まれてしまい、完全なジャストフィットを実現するのは難しい。そこに目をつけたブローバが開発したのが全体を“カーブ”させた「カーブ コレクション」だ。

“腕に装着するウェアラブルツール”という腕時計の原点に立ち返り、“腕にフィットする究極の形”を志向したこのコレクションは2016年にデビュー。世界各国の時計愛好家たちから称賛され、ブローバの革新性を象徴するモデルとなった。

注目すべきはケースだけでなく、文字盤やムーブメントもカーブしている点にある。ムーブメントに関しては、腕に沿うようカーブさせた基盤を元に、クォーツ振動子やコイル、電池といった曲げられないパーツの配置の微調整を行った。

分針が12時・6時位置に来た際に風防に当たるという問題も、針の高さや風防の厚みを0.1mm単位で調整することでクリア。腕に吸い付くような心地良いフィット感はもちろん、シャツの裾が引っ掛かりにくいという実用性もカーブの恩恵だ。

今シーズン、新たに加わったのはグリーンの「カーブ 96A297」とブルーの「カーブ 96A302」。カーブしたケースもさることながら、趣向を凝らしたダイヤルも見どころだ。

半スケルトンの文字盤からはうっすらとムーブメントが覗き、さらにエンボス加工のストライプ装飾によって奥行きが生まれ、肉抜きされたアルファ針やシャープなインデックスによってモダンなテイストが加味されている。

また、月差±5秒の精度を実現した独自のハイパフォーマンスクォーツを採用するなど、スペック面もぬかりはない。

従来の「カーブ コレクション」はスポーティなイメージが強かったが、今回は一転。“ドレス”をテーマにしたデザインは丸みを帯びたケースや、ヘアラインとポリッシュ仕上げで磨き分けられたブレスレットがエレガントなイメージを強めている。

落ち着いたトーンのカラーダイヤルや曲線美を感じさせるフォルムと相まって、スーツスタイルにしっくりくる1本に仕上がっている。存在感のある44mm径のケースのおかげで、冬カジュアルのアクセントとしても活躍を期待できるだろう。

ジャケット 3万3000円、パンツ 1万6500円/ともにカイコー、シャツ 2万3100円/ナイジェル・ケーボン(アウターリミッツ)

▼両面スケルトンの「クラシック」で、本格時計を所有する優越感を味わう

クラシック 98A304」(6万1600円)、ケースサイズ43mm、厚み12.2mm、重さ 約90g、自動巻き、パワーリザーブ42時間、SSケース(ブラックPVD)、10気圧防水

個性的な腕時計が欲しいけれど、大人っぽさや高級感も譲れない。そんなニーズにばっちり応えてくれるのが、「クラシック コレクション」だ。

145年以上の歴史を持つこのコレクションには、自動巻きの機械式時計を中心に、ムーブメントの動きを眺められるスケルトン文字盤、オープンハートやシースルーのケースバックなど、趣向を凝らしたモデルが揃う。中でも人気が高いのが、文字盤とケースバックからムーブメントが見えるスケルトンウォッチだ。

「クラシック 98A304」は、ブローバのスケルトンウォッチの代表作というべき1本だ。当然、最初に目に飛び込んでくるのは、スケルトンダイヤル。デザイン性もさることながら、機械式時計のムーブメントの複雑な構造や動きを眺めることができる。

大ぶりなインデックスや12時位置に配されたブランドアイコンの音叉マークと相まって存在感は絶大だ。と、そんな存在感あふれるダイヤルでありながらも、ブラックPVDが施されたSSケースと黒のレザーストラップによって、印象はあくまでシャープに映るのだ。

ケースバックもシースルーに。腕から外し、ムーブメントの歯車が精密に絡み合う様子や埋め込まれた石をガラス越しに眺めれば、機械式腕時計は単に時間を知るためだけの道具ではない、ということを実感できる。

なお、ムーブメントは42時間パワーリザーブの自動巻きムーブメント。ちなみにスケルトンダイヤルやシースルーバックは高級機械式時計の代名詞的なディテールとして知られるが、驚くべきことにこの「クラシック 98A304」は6万台前半で入手できるのだ。

個性的にして大人っぽいデザインだけに、冬のスタイリングのアクセントとしても重宝するだろう。スケルトンデザインに43mmという大ぶりのケース径も手伝って、ヘビーなニットの腕元にもたしかな存在感をもって収まる。

カラーコーデに関しても、黒いケース&ストラップをいかしてダークカラーでまとめるもよし、淡いワントーンコーデの引き締めに使うもよし、幅広い活躍を期待できるだろう。

ニット 1万9800円/ナイジェル・ケーボン(アウターリミッツ)

■三者三様の存在感。ブローバが冬コーデを格上げする切り札となる

冬コーデに合わせる時計選びは意外と難しい。着る服の数が増え、服自体もヘビーになる冬コーデの場合、シンプルな腕時計だと着こなしのアクセントとして用をなさないのだ。その点、ブローバなら、抜群の存在感をもって冬コーデを格上げしてくれる。

ちなみに、購入するなら2023年11月23日~2024年1月8日のウィンターキャンペーン中が狙い目。期間中に対象店舗と公式ECサイトで腕時計を買うと、腕時計のケアにちょうど良いオリジナルのセルベットがもらえる。

…ただ、まずはこの個性豊かな3モデルのうち、どれを選ぶかが実に悩ましい。

>> BULOVA

<取材・文/押条良太 写真/五十嵐 真 スタイリング/露木 藍>

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