「スニーカーだとカジュアルすぎるし、革靴は疲れる。オン・オフ兼用できちんと見えてラクな靴って、ありませんか?」
そんな悩みを抱える&GP編集部員・若澤が、スタイリストの宇田川さんに相談を持ちかけた。
▲左:&GP編集部・若澤(わかざわ)、右:スタイリストの宇田川 雄一(うだがわ ゆういち)さん
「ちょうどいい一足、ありますよ」と宇田川さんが提案してくれたのは、adidas(アディダス)のスニーカーで「ACE(エース)」というもの。
アディダスといえば、スタンスミスが定番だが、この「ACE」はより“今”の大人に向けたシリーズらしい。
Tシャツ(左):「ウーブンポロシャツ」(6600円)、Tシャツ(右):「ウーブンTシャツ」(6050円)/ともにアディダス、その他スタイリスト私物
宇田川さん自身も愛用しているらしく、「これ、実は僕も履いてるんですよ。オン・オフ問わず使えて便利なんです」と太鼓判を押す一足。
「きちんと見えるのに歩きやすくて、打ち合わせや撮影の日なんかにも重宝してます」とのことで、まさに“ラクして品よく”を叶えてくれる、大人のためのスニーカーなんだとか。
■キメすぎない“きちんと感”が絶妙。オン・オフ兼用靴迷子に「ACE」がハマる3つの理由
さて、ここからはスタイリストのアドバイスをもとに、アディダス「ACE」の魅力を3つのポイントに絞って紹介していく。オン・オフ兼用靴探しで悩む人に、なぜこの一足が“ちょうどいい”のか。その理由を探ってみよう。
【理由1】上質レザーが“大人のきちんと感”を演出
フルグレインレザーを贅沢に使用したアッパーが、落ち着きのある上品な足元を演出。耐久性が高く、使い込むほどに馴染むのも魅力だ。
余計な装飾を排したミニマルなデザインも相まって、ビジネススタイルにすっと馴染む。宇田川さん曰く、「この質感なら、きれいめな服装にも自然に馴染みますよ」とのこと。
また、アディダスのアイコンであるスリーバーロゴは、デボス加工による控えめな仕上がり。遠目には目立たず、近くで見るとさりげなく存在感を放つ。
「主張しすぎないので、大人が履いても品よくまとまります」と宇田川さん。オフィスや外出先でも浮かず、落ち着いた雰囲気をさりげなく後押ししてくれるはずだ。
【理由2】履いた瞬間にわかる。軽快な歩行を生む「Lightstrike」ソール
軽量なLightstrike(ライトストライク)ソールが、柔らかく弾むような歩き心地を実現。足裏への負担も少なく、長時間の外出でも疲れにくい。
宇田川さん曰く、「ACEは元々、テニスシューズがベースなので、軽さとクッション性にはこだわってるんですよ」とのこと。街歩きから移動の多い日まで頼りになる仕上がりだ。
実際に履いてみて、「これ、すごく軽いですね!」と驚く若澤。ソールの反発も程よく、自然と足が前に出る感覚だ。さらに、「見た目はしっかりしてるのに、履くと軽い。そのギャップが良いですね」と、その快適さに感心。
加えて、靴底全体にラバー素材を使っていて滑りにくく、安心して歩けるのもポイントだ。
【理由3】オン・オフ問わず使える。白黒どちらも選びたくなる“万能デザイン”
「そういえば、白と黒、どっちを選べばいいんですかね?」若澤の素朴な疑問に、宇田川さんは「悩みどころですが、それぞれに良さがありますよ」とひと言。
どちらも使いやすいが、シーンに合わせて選べばより快適に活用できるという。ここではまず、黒モデルを使ったオンスタイルから見ていこう。
▲セットアップにも自然にハマる。黒モデルは“仕事靴”としての安心感
黒モデルの「JQ2301」は、セットアップやジャケパンなど、かっちりした服装と相性が抜群。足元が引き締まり、全体の印象もスマートに仕上がる。
「黒は落ち着いた印象を与えるので、仕事では安心感があります。迷ったらまず黒を選ぶのが正解です」と宇田川さん。きちんと感を自然に演出できる、大人にぴったりのカラーだ。
ジャケット、パンツ、シャツ/すべてアディダス参考商品、バッグ:「オーピーエス バックパック 30」(1万2100円)/アディダス、その他スタイリスト私物
オフィスでの作業時も、黒モデルなら浮くことなく自然に馴染む。「黒はやっぱり落ち着いて見えますね。仕事の場でも安心感がありますし」と若澤。「それに、歩きやすいので、通勤や移動が多い日でも頼れそうです」と、その快適さに改めて感心していた。
▲休日コーデを軽やかに仕上げる。白モデルは“抜け感”で差がつく
白モデルの「JQ2300」は、休日のカジュアルスタイルにぴったり。足元に抜け感が出て、全体が軽やかな印象に仕上がる。
「白は着こなしの雰囲気をパッと明るくしてくれるので、オフの日は重宝しますよ」と宇田川さん。写真のようなカジュアルパンツとの相性も抜群で、使い勝手は申し分ない。
Tシャツ:「ウーブンTシャツ」(6050円)、パンツ:「カーゴパンツ」(1万450円)、バッグ:「オーピーエス バックパック 30」(1万2100円)/すべてアディダス、その他スタイリスト私物
「白スニーカーならではの爽やかさで、休日の街歩きが楽しくなりますね」と若澤。気負わず過ごしたい日にも最適で、「黒と白、どちらも良さがあるから、やっぱり2足とも欲しくなりました(笑)」と思わず本音が漏れた。
■“きちんと感”と“軽快さ”の絶妙バランス。大人の定番スニーカーは「ACE」で決まり
きちんと感と軽快さを両立させた「ACE」は、白と黒に加えて、アッパーにスエードを使ったモデルやミッドカット仕様など、全4タイプを展開。どれも落ち着いた仕上がりで、大人の足元にすっと馴染む。「仕様が違うだけで印象も変わるので、コーディネートの幅も広がりますよ」と宇田川さん。
ちなみに、税込みで1万円台前半という価格も見逃せない。「これなら、好みやスタイルに合わせて揃えるのもアリかも!」と若澤が思ったように、オンスタイルにもオフスタイルにも自然に馴染む一足として、心強い存在になりそうだ。
>> adidas「ACE」
<取材・文/若澤 創 写真/田中利幸 スタイリング/宇田川 雄一>








































