夏の予定を立てる声が、そろそろあちこちから聞こえてくる。家族旅行や帰省、ひとり旅など、楽しみな計画に胸をふくらませる人も多いだろう。一方で、日々、出張で国内外を飛び回る人もいる。いずれにせよ、目的がレジャーであれ仕事であれ、旅支度の良し悪しは、そのまま旅の“質”に直結することは間違いない。
とりわけ、スーツケースの使い勝手は、移動の快適さを左右する大きな要素のひとつ。重さや音、取り回しのしづらさといったストレスは、少しずつ蓄積して移動そのものの印象を大きく左右してしまう。
■旅を快適にする要素てんこ盛り。今こそ、プロテカの「エアロフレックス DX2」を選ぶべき5つの理由
そんな、さまざまな“旅ストレス”を解消してくれるのが、エースが展開するトラベルバッグブランド「プロテカ」だ。日本製にこだわり、品質・機能性・デザインのバランスを追求してきたブランドとして、多くのユーザーから信頼を集めている。
なかでも今注目したいのが、「エアロフレックス デラックス2」(8万2500円〜)。快適な旅をサポートする工夫が、細部にまで行き届いた一台である。このモデルがなぜ多くの人から選ばれているのかを、5つの視点から探ってみたい。
【理由1】“持って軽い、使って軽い”。階段や棚への出し入れで実感する軽量ボディ
スーツケースを選ぶうえで、やはり「軽さ」は見逃せない。特に旅先での階段の上り下りでは、その違いが顕著に現れる。実際、観光地や古い建物では、エスカレーターやエレベーターが設置されていない場所も多く、スーツケースを持ち上げるシーンは意外と多い。
このモデルの機内持ち込みサイズはH55×W36×D23cmで、重量はわずか2.1kg。プロテカで展開するキャスターストッパー付き機内持ち込みスーツケースの平均重量と比べて、約36%も軽い。
スーツケースそのものが軽ければ、航空会社の重量制限にも引っ掛かりにくくなるうえ、機内持ち込みサイズなら荷物を預ける必要もない。ターンテーブルでの受け取り待ちが不要になり、到着後すぐに移動できるのも大きなメリットだ。
ポロシャツ 2万2000円、パンツ 3万3000円、リュック 3万6300円/すべてアントラック、その他本人私物
軽さの秘密は、ボディに採用された独自開発素材「Xfiber(クロスファイバー)」にある。
水より比重が軽いポリプロピレン樹脂を主素材としたこの繊維強化複合材は、従来素材と比べて圧倒的に軽く、かつ頑丈。強い力が加わっても元の形に戻ろうとする高い復元性も備えている。持った瞬間に伝わる「軽さ」と「安心感」が、旅のあらゆるシーンをしっかりと支えてくれるだろう。
また、旅の最中、スーツケースを飛行機や新幹線の棚に上げたり、車のトランクに積み降ろしたりと、持ち上げる動作は旅のあちこちに潜んでいる。軽量ボディなら、荷物が入った状態でも扱いやすく、移動が続く旅程でもストレスを感じにくい。
キャスターストッパー付きで機内持ち込みサイズ2.1kgという軽さだからこそ、ちょっとした積み降ろしも負担にならず、旅を通してスムーズに動ける。
【理由2】「うっかりコロコロ…」をワンタッチで防ぐ。公共交通機関で頼れる特許機能を搭載
急に動き出したり、停車したりするバスや電車の中で、スーツケースが勝手に転がってしまった経験はないだろうか。気づかぬうちに他の乗客の足元へ…そんな“うっかり”は、誰にでも起こりうる。
そんな場面で頼りになるのが、「マジックストップ」機能。手元のスイッチを押すだけで、キャスターの回転を瞬時にロックできる仕組みだ。
滑らかな走行性を誇るプロテカのキャスターだからこそ、停止時には“転がりすぎ”を抑える制御機構が不可欠。その点、「マジックストップ」は、プロテカだけに採用されている特許機構で、安心感も段違い。
特に、公共交通機関を利用する旅では、自分だけでなく周囲への配慮も欠かせない。たとえば、電車の揺れでスーツケースが動き出しそうなときも、「マジックストップ」があれば、手で押さえておく必要がない。
キャスターの“うっかり暴走”を防ぎ、安心して快適に移動できるこの機能は、トラブルの予防になるだけでなく、気持ちよく旅を楽しむための心強い味方だ。
【理由3】早朝の住宅街やホテルの廊下でも静か。音に気を遣わずに移動できるキャスター設計
静まり返った住宅街や早朝のホテルの廊下などで、スーツケースのゴロゴロ音が思った以上に響いてしまい、周囲に気を遣ってしまう場面も多い。
旅を快適に進めるうえで、こうした“音”の問題は意外と見過ごせない。だからこそ、静音性の高いキャスターを備えているかどうかは、スーツケース選びの重要なポイントになってくる。
走行時の静かさと軽やかさを支えているのは、プロテカが誇る2つの独自開発機能だ。ひとつは、音の発生を抑える「サイレントキャスター」。公的機関の試験によると、走行時の体感音量を約30%も軽減するとされているため、早朝の住宅街やホテルの廊下でも、気兼ねなくスムーズに移動できるだろう。
もうひとつは、「ベアロンホイール」と呼ばれるキャスター構造。摩擦抵抗を極限まで抑えた高耐久性クロム鋼ベアリングを内蔵し、キャスターの回転をしっかりサポート。細部まで緻密に作り込まれた足まわりが、滑らかで静かな移動をしっかり支えてくれる。
4輪すべてが自在に動く構造のため、スーツケースを体の横に沿わせてスムーズに移動できるのも特長のひとつ。駅構内や空港、ホテルの廊下など、人の多い場所や狭い通路でも、取り回しにストレスがない。
スムーズな移動は、単なる快適性だけでなく、余計な力を使わずに済むという意味でもメリットが大きい。旅の最初から最後まで、疲れを蓄積させずに次の行動へ移れるかどうかは、こうした細かな操作性に左右される。
【理由4】旅のスタイルに合わせて選べる3サイズ・3カラー。シンプルな内装で収納性も上々!
▲左:71L(9万3500円)/H68×W46×D29 cm、中央:35L(8万2500円)/H55×W36×D23 cm、右:100L(9万9000円)/H76×W51×D31 cm
「エアロフレックス デラックス2」は、旅のスタイルや日数に応じて選べる3サイズ展開。具体的には、機内持ち込み対応の「35L」、5~7日の旅行に適した「71L」、一週間以上の旅行に適した「100L」がラインナップされている。
カラーは、軽やかな印象の「グレー×ホワイト」、落ち着いた風合いの「ブルー×グレー」、シーンを選ばない「ブラック×グレー」の3色展開。装飾を抑えたミニマルなデザインとあいまって、誰が持ってもサマになるバランス感が魅力だ。用途と好みに合わせて、自分にフィットする一台を選んでほしい。
余計な装飾を省いた、使い勝手重視のシンプルな内装デザイン。本体のすみずみまで荷物を詰められるスクエア形状で、無駄なデッドスペースが生まれにくいのもポイントだ。
クロスベルトとファスナー開閉仕切りの組み合わせで、荷崩れを防ぎながらも中身の出し入れはスムーズ。旅先での荷造り・荷解きのストレスを減らし、限られた時間を有効に使えるだろう。
【理由5】回数無制限の修理保証がもたらす安心感と、日本製ならではの丁寧な作り
▲高品質の日本製スーツケースを製造する北海道・赤平工場/エース提供
日本の老舗バッグメーカー・エースは、1964年の海外旅行自由化をきっかけに、60年以上にわたって国内でスーツケースの製造を手がけてきた。その製造拠点となるのが、北海道・赤平市にある自社工場「エースラゲージ赤平工場」。素材の成型から組み立て、品質管理までを一貫して行うことが可能で、熟練の職人がひとつひとつ丹念に仕上げている。
ここで生まれるのが、日本製トラベルバッグブランド「プロテカ」だ。旅のあらゆるシーンを想定し、細部まで計算された設計と、長く使える確かな品質が、国内外のユーザーから高い信頼を集めている。
さらに、その高い品質の裏付けとして、購入から3年間は「プロテカ プレミアムケア」と呼ばれる無償修理保証が適用され、たとえ航空会社による破損であっても回数無制限で対応。
信頼の品質と充実したアフターサポートにより、“長く付き合える旅の相棒”としても心強い存在だ。
■旅をもっと軽やかに。“軽くて止まる”プロテカが、頼れる相棒になる
旅はスーツケース選びから始まっていると言っても過言ではない。なぜなら、心地よく移動できるかどうかで、旅の印象は驚くほど変わるからだ。
“軽くてしっかり止まる”プロテカの「エアロフレックス デラックス2」なら、その一歩がもっと軽やかになる。さあ、このスーツケースを引き連れて、次の旅へ出かけようではないか。
<取材・文/若澤 創 写真/田中利幸>









































