“黒”に込めた山の知恵と都会の洗練。マムートが届ける、新しい日常の相棒

荷物が多い日も、朝から晩まで動き回る日も、やっぱりリュックは頼もしい。両手が空いて、必要なものを全部放り込める。その快適さは、一度慣れたらもう手放せない。

とはいえ、便利なだけでは物足りない。通勤、外回り、週末の外出まで幅広く使うことを前提とするなら、“黒リュック”一択だろう。黒はどんなスタイルにもなじみ、シーンを選ばない万能カラー。それだけに、黒リュックを選ぶのは、もっとも合理的な判断といえる。

■街でも山でも“黒”が正解。マムートの黒リュックガイド、はじめます

ただし、黒リュックなら何でもいいわけではなく、やっぱり機能と信頼性は外せない。だからこそ注目したいのが、MAMMUT(マムート)のバックパックだ。160年以上にわたり“山で使える道具”をつくり続けてきたマムートは、その技術と思想を都市生活にも応用している。

掲げるコンセプトは「From Work to Climb」。仕事から遊びまでをシームレスにつなぐ、そんなライフスタイルに寄り添うアイテムを提案している。

パーカー:「ダイノ 2.0 ミッドレイヤー フーディ」(1万9800円)、パンツ:「ダイノ 2.0 パンツ」(1万8700円)/すべてマムート

この考え方を体現したマムートの黒リュックは、アウトドア仕込みのタフさと、都会に映えるミニマルさを兼ね備える。つまり、一見シンプルなのに、それぞれに“らしさ”があるのだ。

今回は、そんなマムートのラインナップから、用途やテイストが異なる3モデルを厳選。それぞれの特徴を知れば、自分のライフスタイルにぴったりのバッグがきっと見つかるはず。

【アイテム1】“街でも山でも”を本気で叶える。万能型リュックの新定番「アルト」

▲サイズ:W28×H48×D11cm、容量:22L

まず紹介したいのは、8月にマムートが投入したばかりの新作「アルト」(1万7600円)。本格的な登山用バックパックのノウハウを注ぎ込んだ一作で、生地に使われているリップストップ素材は耐久性・耐水性ともに文句なし。

過酷な環境で鍛えられた信頼性をそのままに、街でも自然に馴染む落ち着いた佇まいが魅力だ。

内部にはPCスリーブをはじめ、貴重品やガジェット類を整理しやすい仕切りポケットを装備。オン・オフ問わず、必要なものを迷わず取り出せるストレスフリーな設計だ。

さらに、ウォーターボトルや折りたたみ傘をしまえるサイドポケットを両サイドに完備。雨の日の通勤も、休日の街ブラも、ちょっとした工夫が日々の使い勝手を大きく高めてくれる。

加えて、伸縮性のあるフロントメッシュポケットは、本格登山や自転車通勤でのヘルメット収納にも対応。

低山ハイクなら着替えやタオルなどの、かさばる荷物を入れておくのにも重宝する。

ジャケット:「エクスプローラー ジップイン ハードシェル ジャケット」(5万8300円)、パーカー:「ダイノ 2.0 ミッドレイヤー フーディ」(1万9800円)、パンツ:「ダイノ 2.0 パンツ」(1万8700円)、キャップ:「クライメート ゴアテックス キャップ」(9350円)/すべてマムート、その他スタイリスト私物

数多くのバッグを手掛けてきたマムートだけに、背負い心地の高さは期待以上。程よい厚みのショルダーベルトが体に沿ってフィットし、長時間背負っても肩に食い込まず疲れにくい。

登山ではもちろん、街歩きでも安定感はすぐに実感でき、負担の少なさは使い続けるほどにわかるはずだ。

▲写真の28Lのほか、18Lと34Lはフロントのメッシュポケットが取り外し可能

なお、マムートが掲げる「From Work to Climb」を、もっと自由に楽しむなら28Lサイズ(1万9800円)も狙い目。

1泊程度の出張や、荷物が多い日でも余裕を持って対応できるだろう。

▲左から:18L(1万6500円)、28L(1万9800円)、22L(1万7600円)、34L(2万2000円)

ちなみに、「アルト」は18L、22L、28L、34Lの4サイズ展開。普段使いにちょうどいい18L、通勤から休日まで頼れる22L、旅行や出張もこなす28L、そして本格的な山行にも応える34L。

日常もアウトドアもシームレスにつなぐ、それぞれの“ちょうどいい”がここに揃っている。

【ちなみに】アルトにも受け継がれる登山の技術。その象徴が「デュカンスパイン」だ

マムートが誇る「デュカンスパイン」(3万8500円)は、特許技術“アクティブスパインテクノロジー”を搭載したハイキング用バックパック。

荷重を効率よく分散し、腰や肩の動きを妨げない構造は、まるで体の一部のように自然にフィットする。長時間歩き続けても快適さが損なわれず、疲れにくいのが大きな魅力。これはまさに、マムートのバックパック作りにおける“原点”といえる存在だ。

快適さを追求した背面構造や実用性に富んだポケット配置は、「アルト」をはじめ、「セオン」や「エクセロン」といったアーバンモデルにも息づくマムートの設計思想そのもの。

つまり、山で培われたノウハウがあるからこそ、通勤や街歩きでも“背負いやすさ”をしっかり実感できる。これらのモデルが、ただのタウンユース用ではなく、頼れるギアとして成立する理由はここにある。

【アイテム2】通勤リュックの理想形。スマートに背負えて、遊びにも行ける「セオン トランスポーター」

▲サイズ:W25×H46.7×D14.5cm、容量:25L

「セオン トランスポーター 25」(2万5300円)は、ビジネスとアクティビティの両立を考え抜いたマムートの代表モデル。

おなじみのマンモスロゴも黒でまとめられ、都会的で洗練された佇まいに仕上がっている。

シャープなスクエアフォルムはスーツやジャケットとも自然に馴染み、人間工学に基づいた背面設計とショルダーベルトが肩や腰への負担を軽減。

毎日の通勤はもちろん、外回りの移動も快適にしてくれる。

ジャケット:「ユーティリティ コーチ ジャケット」(2万8600円)、パンツ:「ユーティリティ ソフトシェル パンツ」(2万2000円)、シューズ:「ヒュエコ アドバンスド ロー」(2万4200円)/すべてマムート

内部には「Work(ワーク)」スペースと「Climb(クライム)」スペースを搭載。前者はノートPCなどのビジネスアイテム、後者はジムウェアやシューズなどアクティブなアイテムを収納するのに便利だ。

仕事と遊びのギアをきっちり分けて持ち歩ける、このユニークな構造がセオン最大の魅力といえる。

【アイテム3】背負ってわかる、道具としての完成度。マムートの正統派デイパック「エクセロン」

▲サイズ:W30×H45.0×D10cm、容量:20L

「エクセロン 20」(1万7600円)は、堅牢な840デニールバリスティックナイロンを採用した、マムートの定番デイパック。日常使いはもちろん、アウトドアにも対応できるタフさが魅力だ。

ちなみに、背面には創業年「1862」のエンボス加工が施されており、細部までこだわるのが実にマムートらしい。

無駄をそぎ落としたシンプルなフォルムに、ミニカラビナやセーフティオレンジのディテールが映える。

黒リュックの差し色として効くだけでなく、コーディネートの程よいスパイスにもなる。

ジャケット:「マムート エクスプローラー キャンバス ジャケット」(2万9700円)、パンツ:「マムート エクスプローラー キャンバス  パンツ」(2万4200円)

また、PCスリーブや小物整理に便利な収納スペースなど、日常で必要な機能も抜かりなし。

どこか馴染みのある形なのに、使ってみて改めて気づく完成度の高さこそ、エクセロンを選びたくなる理由だ。

■“ただの黒”では満足できない人に寄り添う、マムートという選択肢

▲左から:「セオントランスポーター」、「アルト」、「エクセロン」

黒リュックに求めるのは、無難さだけじゃない。耐久性、機能性、そして日々の使いやすさ。そのすべてを備えているのが、マムートのリュックだ。

アウトドアで培ったタフなつくりと、街に映えるスマートなデザイン。その両立があるからこそ、黒を選ぶ理由にしっかりと説得力が生まれる。

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2025年8月14日から9月3日まで、「From Work to Climb」キャンペーンを開催中。

対象製品を税込1万5000円以上購入すると、トレッキングシューズも収まるマムート・オリジナルのシューズケースをプレゼント。ジムやアウトドアで活躍する便利なアイテムだ。

※数量限定のため、なくなり次第終了
※セール・アウトレット商品は対象外

なお、「セオン トランスポーター」には、落ち着いたネイビーの「Marine(マリーン)」と、柔らかなベージュトーンの「Savannah(サバンナ)」も展開。

黒の万能性は言うまでもないが、すでに持っている人にとっては、こうした色が“次の一手”になるかもしれない。

>> MAMMUT

<取材・文/若澤創 モデル/KENJI 写真/村本祥一 スタイリング/近澤一雅 ヘアメイク/米尾太一>

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