築浅の部屋や家に住んでいるなら、ほとんど付いているかもしれないカメラ付きのドアホン。誰が来たのか応対する前に分かるって、なにかと安心です。
でも、付いていない家に住んでいる場合、おそらく諦めているのではないでしょうか。そういう家なんだからしょうがない、付いている家に引っ越すぐらいしか方法がない、って。もしくは、工事して付けるしかないとか（施工費用がかかりそうだけど…）。
諦めるのは早いかも。ひとまずAqara（アカラ）の「ドアベルハブG410」をチェックしてみて。
▲175°超広角レンズは2Kの高解像度で、赤外線ナイトビジョン機能も付いているので暗い時間帯でも鮮明に映し出せる
さまざまなスマートホーム製品を開発しているメーカーらしい性能と、なんといっても乾電池で動くというありがたさ。それが2万380円という手頃な価格なのに、Amazonのブラックフライデーなら1万4266円（Amazonのページはこちら）！ 詳しく知りたくなってきました？
そもそもこの「ドアベルハブG410」、何ができるのか。
要はカメラ付きインターホンなのですが、ドア前の映像をスマホで確認できて、さらに応対もスマホで可能っていうのが大きなポイントになります。
インターホンというと、自宅内にもモニターを設置するというイメージですが、モニターいりません。しかもスマホだから、不在時でもカメラの映像を確認できる。もちろん応対しなくてもOK。家にいる時はもちろん、外出先でも誰が来たかがわかるし、家にいてもあやしいなと思ったら居留守だってできる。逆に、不在だと思われないように外出先から応対もできるというわけです。
そしてコードレスでも設置できるというのも設置のハードルをグッとさげてくれる注目ポイント。単3アルカリ乾電池6本で最大約5カ月も動いてくれます（※環境や使用状況などによる）。配線しての常時電源供給にも、もちろん対応していますよ。
そして、カメラが映し出したものはmicroSDカードに録画できます。常時電源供給しているなら24時間連続録画だって可能です。
microSDカードは自宅内に設置する付属のチャイムハブに挿すんですが、このチャイムハブ、音圧95dB＆音量調整可能なスピーカーになっていて、ピンポンを聞き逃さない仕様になっています。USB-Cケーブルで接続すれば使えて、さらにスマホのように着信音をカスタムできるようになっています。
と、ここまでが「ドアベルハブG410」の基本機能になるわけですが、この機能を1万円ちょっとで導入できるとなると、かなり気になりますよね。でも、もちろん機能はこれだけじゃありません。
まず知っておきたいのが、スマートホーム製品と接続できること。“Matter”というスマートホームの共通規格に対応しているので、AppleやGoogle、Amazonなどのスマートホーム製品と連携できます。例えばAmazonのスマートディスプレイ「Echo Show」をすでに持っているなら、カメラの映像をそこに映し出せるというわけです。
他にもスマートロックや窓のセンサー、ペット用カメラなどなど、スマートホーム製品をコントロールできるハブとしての機能もあり、Threadボーダールーターとしても使えます。あ、もちろん、これは使わなくても問題なしですよ。
また、ドアホンの機能として、おもしろいものを搭載しています。
「ボイスチェンジャー機能」
応対時に自分の声を変換。例えばこちらが女性だと思われたくない時に男性の声にしたりなど、セキュリティが気になる人にはうれしい機能。
「音声挨拶機能」
登録済みの顔を検出した際に、事前に録音した音を再生。自分や家族の顔を登録しておいて、帰宅時に「おかえりなさい」と再生することもできる。
「プライバシーマスキング機能」
カメラが映す映像の一部を非表示にできる。録画したくない場所がある場合に便利。
「自動化機能」
条件と動作をあらかじめアプリに設定しておける。例えばスマートロックと連携させている場合、自分をカメラが検出したとき（＝条件）に、自動でスマートロックを解除（＝動作）するなど。「音声挨拶機能」もこの自動化で行える。
ちなみに使用の際は、自宅のルーターとWi-Fiで接続することが基本になります（2.4GHz、5GHzのデュアルバンド対応）。
とまぁいろいろと機能を紹介してきましたが、とにかくポイントは、コードレスでも使えることと、スマホで対応できること。インターホン（ドアホン）って家にいる時に応対するためのものというイメージだったかもしれませんが、そんなことはありません。いつでもどこでも対応可能、確認可能、そして録画可能。カメラ付きドアホンがない家に後付け（※）だってできるわけです。
※ネジでドアやドア横の壁などに固定が必要なので、取り付け可能かは事前に要確認
安全面も利便性も向上させられる「ドアベルハブG410」。気になる人は、まずはAmazonのブラックフライデーで要チェックです。
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＜文／円道秀和（GoodsPress Web）＞
