【オトナの社会科見学】シェアは実に約30%!人気“教習車”を手掛けるマツダE&Tってどんな会社?

「初めて自分でステアリングを握ったクルマは何?」と聞かれれば、多くの人が教習車と答えるはず。

海外で運転免許証を取得したといった特殊な状況を除けば、誰もが一度はお世話になる教習車ですが、近年のシェアナンバー1…というよりも、シェアの実に30%ほどが、マツダ「アクセラ」なのだそうです。

ちなみに、教習車には車両サイズや定員に関する規定こそありますが、各種条件さえ満たせば、車種に決まりはないそうです。教習所側としては、市販車を自社で改造するよりも、自動車メーカーが用意する教習用車両の方が導入しやすい、という事情があるかと思いますが、なぜ“アクセラの独壇場”なのでしょうか? その理由を探るべく、教習車の開発・製造を行っている広島のマツダE&T社を訪ねました。

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