■シンプルかと思いきや細かい部分に多くの工夫が
▲ショルダーストラップは開口部側に付いている
▲ダッフルとして使う時に底面になる部分が、バックパックでは外側になる
さすがはアウトドアブランド。厚みのあるしっかりしたショルダーストラップは、重い荷物を入れた際もラクに背負えます。
ちなみに取り外しはできません。取り外せるようにすると、故障の可能性がでてきますし、重さも増えてしまいます。それを考えると、縫い付けてしっかり固定してしまうのは正解だと思います。まぁ、ダッフル状態にした時に、すごくジャマというわけでもないですしね。
▲収納袋に書かれていた「45」は実は容量。そう、このバッグ、中型ザックレベルとなる45Lもの大容量なのだ
そしてバックパックとして使用する際は、ダッフル用のハンドルは、ハンドルの根元にあるポケットに隠せるようになっています。
▲左右両側に付いている
このポケット、面ファスナーが付けられているので、ダッフルとして使用する際は小物入れとしても使えます。
▲バックパック時の上面と底面、ダッフル時の両サイドには、コンプレッションベルトが付いているので、荷物がそれほど多くなければギュッと絞ってバッグのサイズを小さくできる
■背負えば分かるその大きさ

背負った状態を見ても分かるとおり、サイズはかなり大きい。だけどたったの390g。しかも、重い荷物を入れても、ショルダーストラップがしっかりしているので余裕です。
行きのスーツケースなら、まだまだ余裕はありますよね。その空いたスペースにこいつをスルッと潜り込ませておけば、現地でたくさんお土産を買ったとしても、パンパンにしたこの「Gram Duffle」を背負って帰ってくればいいんです。
重くたって背負えるから問題なし。もちろん旅だけじゃなく、バッグは軽くてシンプルなモノがいいというなら普段使いもアリですよ。カラーはこのオリーブ以外にブラックとブルーがあり全3色用意されています。
今度の旅行に連れて行ってみませんか。
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(取材・文/柚木朔太郎)




















