【マツダ3雪上試乗】“第7世代”はマツダ渾身の作!過酷な環境で本当の実力が見えた

海外市場でマツダ「3(スリー)」と呼ばれてきた「アクセラ」。間もなくデビュー予定の新型は、2019年に発売されるニューカーの中で、ひときわ高い注目を集めている。

新型マツダ3が属すカテゴリーは、Cセグメントと呼ばれる、いわゆるフォルクスワーゲン「ゴルフ」クラス。日本車でいえば、スバル「インプレッサ」やトヨタ「カローラスポーツ」、そして、同じく2019年に登場が予定されている「カローラセダン」などがライバルとなる。

ちなみに、新型マツダ3の登場を機に、日本市場においても、車名がアクセラから3へと変更される見込みだ。なぜ名前が変わるのか? 実は今回のフルモデルチェンジは、メカニズムにおいて大きな世代交代を伴う、マツダにとって重要な意味を持つモデルチェンジだからである。

アクセラからマツダ3へのフルモデルチェンジを皮切りに、以降のマツダ車は“第7世代”と呼ばれる、新しい技術の投入を前提に開発された新世代商品へと生まれ変わる。現行“第6世代”商品の口火を切ったのは、2012年にデビューした先代「CX-5」。それから7年の時を経て、再びマツダ車が飛躍を遂げようとしているのだ。

その第1弾となる新型マツダ3の試作車両を、先日、北海道の雪上でドライブするチャンスを得た。そこで今回は、その時に感じた、新型マツダ3の実力を予測したいと思う。

【次ページ】ハッチバックとセダンでフロントフェンダーを作り分け

この記事のタイトルとURLをコピーする