カスタムウォッチで感じた”ユーザーがモノづくりを楽しむ”意義

ここ数年、オーダーメイド制のカスタムウォッチが人気を博しています。主に新興メーカーによるこうした仕掛けは功を奏しており、その理由のひとつとして、単純に「モノ」を買うという行為だけでなく、自分でパーツを選んでオリジナルのアイテムを作るという「コト(行動)」の楽しさが大きいのではないかと思います。

これはDIYブームにも見られる現象で、既製品を買うのもいいけど本当に欲しいデザインなどは自分で作った方が愛着も湧くし満足度が高い。特に腕時計は毎日身に着けるものだから、カスタムウォッチがブームになったのもうなずけます。

そんな中、老舗の国産時計メーカーであるシチズンも「FTS(ファイン・チューニング・サービス)」というフルカスタムオーダーの事業に参入しました。これは…試してみたい!

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