■3万円台の「POCO M7 Pro 5G」でも満足できるかも…
4月3日に発売された「POCO M7 Pro 5G」は、ミッドレンジ向けの「Dimensity 7025-Ultra」というチップを搭載。6.67インチの有機ELディスプレイは最大120Hzの高リフレッシュレートに対応。カメラはメイン(5000万画素)+深度(200万画素)。バッテリーは5110mAhと、普段使いには十分な仕様を備えています。
▲カラバリはパープル、シルバー、グリーンの3色。質感が異なるダブルトーンのデザインを採用
価格は3万2980円(8GB+256GB)とお手頃ですが、落ち着いたカラーリングで、背面パネルの質感にもこだわったおり、安いスマホには見えにくいことも利点。
▲6.67インチのディスプレイはピーク輝度が2100ニトで、リフレッシュレートは最大120Hz。内蔵スピーカーはステレオ。3万円台としては異例のハイスペック
▲アウトカメラはメイン(5000万画素)+深度センサー。しかし、メインカメラには、このクラスとしては大きい1/1.95インチのソニー製センサーを採用している
▲実際に撮影してみると、上位モデルに比べると色の再現性が弱い印象
▲夜景の撮影画質は、このクラスとしては上々
▲「ギャラリー」には、AIで空の色を変えられる機能もあった
弱点を挙げるとすると、AI機能が少ないこと。POCO F7 UltraやProのように文章の作成、要約、翻訳などはできませんが、「Google Gemini」アプリはインストールされているので、チャット形式で知りたいことを調べたり、文章を作ったりはできます。
先述の通り、POCOはオンライン専売で、シャオミ公式サイト(mi.com)、Amazon、楽天市場、主要量販店のオンラインショップなどで購入できます。なお、3月22日に埼玉県のイオンモール浦和美園に、4月5日にイオンモール川口に、それぞれオープンした実店舗「Xiaomi Store」では実際に触れてから購入することもできます。
▲3月22日にオープンしたXiaomi Storeでは、スマホだけでなくシャオミの家電、雑貨なども取り扱っている。今後、全国に拡大予定
2月に発売されたPOCO X7 Pro(4万9980円〜)を含め、コスパを最重視したい人は、POCOを選択肢に加えることをおすすめします。
>> Xiaomi
<取材・文/村元正剛(ゴーズ)>

村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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