■シンプルなのに奥深い! 「チャーハン大盛」1216g!
▲「チャーハン大盛」(1500円)。スープ付き。ゴハンの量がすごい。しみじみ美味い〜!
炒め始めてからあっという間に出来上がった「チャーハン大盛」。まずは計測です。
直径28cmのお皿に高さ約10cm、重さは1216g(器の重さは除く)。セットのスープは209gなので1.4kg超えのセット。ところどころに卵の黄色とかまぼこのピンクが見られます。おこげの茶色もいい感じ。鉄のフライパンで煽って作る、いい香りのチャーハンです。
▲計測すると1216g。お皿が直径28cmとデカいうえに高さも約10cmある!
「チャーハンの具は焼豚、かまぼこ、ネギ、卵。味付けは塩コショウですね」
実はこのチャーハン、味付けは塩コショウのみで醤油は入っていません。ただ、具のチャーシューから滲み出る醤油味がほんのりゴハンに絡まっています。
チャーハン自体はほんのりしっとり系。シンプルな具のチャーハンだけれど、なんかじんわり美味い。ずーっと食べていたくなる美味しさで、思わず無言になって食べ進めてしまいます。
▲炒める前の普通盛りと大盛り。ボリュームが全然違う!
口の中がチャーハンの味で満たされたら、セットになっているスープを飲んで口の中をリセット。するとまたチャーハンを口の中いっぱいにして食べたくなる。
だから1.2kgあっても、なんか完食しやすいデカ盛りな気がします。美味しいから、そして程良い塩味と旨みだから。母親が作るチャーハンとは違う、もちろんプロの味なんだけれど、どこか懐かしくてじんわりおいしい。いいチャーハンだ〜。と思いつつ引き続き食します。
▲「お米は高いけれど、値段据え置きで当分はがんばります!」(店主の山本道生さん)
完食するつもりで食べ進めた大盛りのチャーハン、もし食べきれなかったら?
「うちは持ち帰って構わないから。無理せず、残りは持ち帰りにすればいいよ」
お店にはテイクアウト用のパックがありますが、できれば自分でタッパーなどを持参するのがおすすめです。
▲「ちゃんぽん」(1200円)。ピンクのかまぼこ、目立ってる!
「せっかくだから、これも食べていきなよ」と出してくれたのが「ちゃんぽん」。キャベツなどの野菜たっぷり、そしてあっさりしているけれど旨みのしっかりしたスープ。アッツアツの一杯です。
これがまた、チャーハンとはまた一味違う、ホッとする癒やしの味わい。もちろんこっちは普通盛り。大盛りはあるけれど、デカ盛りはありません。
▲レンゲで持ち上げるとほろほろっと崩れていくチャーハン。中から湯気が出てくる!
胃袋が許す限り、ずーっと食べ続けていたいチャーハンに、野菜の甘みがスープに溶け込んだまろやかな美味しさのちゃんぽん。最寄り駅から10分ぐらいかかるけれど、それでも通いたくなる店、「長崎ちゃんぽん(道生)」。お店に駐車場はないものの、厚木街道沿いなので車で来るのもいいかもしれません。
角煮やチャーシューがゴロゴロ入ったゴージャスなチャーハンやエビなどが入った海鮮チャーハンもいいけれど、シンプルでおいしい“ザ・王道チャーハン”を食べたいときには、「長崎ちゃんぽん(道生)」がおすすめです!

「長崎ちゃんぽん(道生)」
住所:神奈川県川崎市高津区溝口5-24-11
TEL:044-819-5585
営業時間:11:30~24:00
定休日:火曜(不定休あり)
<取材・文/いしざわりかこ 撮影/高嶋佳代>
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