■ふわふわ玉子の上にゴロゴロとしたチャーシュー! 「チャーハン大盛り・オムとチャーシュートッピング」910g!
▲「チャーハン」(800円)、「大盛り」(200円)、「オムトッピング」(200円)、「トッピングチャーシュー」(400円)。スープ付き
待つこと数分。目の前にやってきたのは、ピンクのかまぼこ? がアクセントになったチャーハンの上にふわふわの玉子、そして頂に細かくカットしたチャーシューが乗った一皿。端っこに紅生姜も付いている。早速計測です。
直径22cmの皿に高さ14cm、重さは910g(器の重さは除く)。スープ198gも付いているのでトータル1.1kgのボリュームです。
▲重さは910g。一般的なチャーハン皿より一回り大きめの器で提供している
チャーハンの上にオムレツ。確かにこれはSNSウケするのも納得。もぉ見るからに美味しそうだもん。
ということで早速一口。パラパラのチャーハンで旨みがしっかりしている。そこに卵のふわふわが合わさってくるからトロッと感も楽しめる。もちろんトッピングしたチャーシューで肉の旨みもしっかり感じられます。うわ〜、これ、本当に美味しい!
▲高さは約14cm。卵とチャーシューでざっくり+3cm!?
強力な火力と鉄のフライパンで作るからこそのプロの味。これは家で再現できない。チャーハンにオムレツ乗っけただけでしょ、じゃない。ガツンとうまい、この力強さは出せない! 思わず無言になって食べ進めます。
常連さんらしき新しく入ってきた人の声が聞こえてくると「オムチャーハン、チャーシュー乗せで」とメニュー名をショートカットして頼んでいる。なるほど。そう言えばスムーズに伝わるのか。
▲カウンター席からキッチンで鍋を振るっている姿もよく見える
「『チャーハン』の具はナルト、卵、チャーシュー。醤油ベースの味付けです。ラードで手早く炒めているのもあり、しっかりと旨みが感じられる味に仕上がっているんです」と話すのは店主の幸田 啓さん。
元々荻窪で育ち、修行先の店も新中野にあることから荻窪にお店を出すことを決めたとのこと。
「地元密着型でやっているんですけれど、最近はこの辺に住んでない人も土日には食べに来てくれますね。おそらくSNS効果かと」
だって、腹ペコのときにここの卵ふわふわチャーハンの動画見たら、飯テロだと思う。そりゃあ週末来ちゃうでしょ。
▲上に乗っている卵の他にチャーハンの中にも炒めた卵が。ナルトの赤がいい!
スープ込みで1.1kg。完食するためのアドバイスはありますか?
「時間をかけずに食べることですね。間が空くと苦しくなってくるので。一気に書き込むことです(にっこり)」
もし食べきれなかった場合は、テイクアウトもできるので無理しないで楽しむのがおすすめです。ちなみにテイクアウトにする場合、容器代は50円になります。
「うちはホッピーを置いている町中華。食事もいいけれど、中華をつまみにお酒を楽しみにも来てほしいですね」
メニューを見ると「ホッピー」(500円)、「ホッピー中・外」(各250円)の文字が! 「レモンサワー」や「ハイボール」(各500円)もあり、確かに飲み目的で来るのもアリかも。
「おつまみレバ−」(500円)や「焼き餃子五個」(500円)などを食べて飲んで、「チャーハン」や「中華そば」などで締めるのもいいなぁ。
▲店内。席はコの字形のカウンター席。デリバリー、テイクアウトも可能
改めてメニューを見直すと「カレーライス」はルー大盛り、ライス大盛りができるし、「ニラ玉定食」もライス大盛りとおかず大盛りができることが発覚。これ、絶対1kgレベルでしょ。また食べに来て検証せねば。
「うちで飲んで食べて、もっと飲みたくなったら2階のバーへぜひ。営業開始から1時間以内だったらこっちの中華料理も注文できますよ」
おお〜、1階と2階で連携してるんですね。それは次回、思いっきり飲み目的でも来なくては! ついでに謎メニュー「野菜ラージャン定食」の正体も暴きたいと思います!

「中華屋啓ちゃん」
住所:東京都杉並区天沼3-31-35
TEL:03-3392-0805
営業時間:11:30〜20:00
定休日:金(金曜日は「中華 立波」として営業)
<取材・文/いしざわりかこ 撮影/橋本千尋>
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