高尾山近くの沢で携帯浄水器「ビーフリーAC」の実力をチェック!ニオイもなくて水がおいしい!

防災アイテムとして注目されている携帯浄水器、みなさん持ってますか?

手持ちの飲み水がなくなってもちょっと歩けばコンビニがあるし、大きな公園には給水器だってあります。キャンプ場には水道設備があるし、バーナーを使って沸かしちゃうので“衛生的じゃない水”に触れる機会ってほとんどありません。

縦走やカヌー旅をするようなガチ勢じゃなければ、日本ではよほどのことでない限り携帯浄水器を使う機会がないわけで、持っていても自分が持っていること自体を忘れちゃいそうな人、多いのでは。

▲シンガポールから来たヨハン

2025年5月末、KATADYN(カタダイン)社アジア・オセアニア地区担当のヨハンが来日。「ビーフリーAC」を持って山を歩き、その実力を体験するというイベントが開催されました。

 

■活性炭フィルターの実力は?

カタダインは1928年、スイスで創業した浄水器専門ブランド。世界各国の軍隊で採用されていて、なかでもソフトボトルにフィルターを搭載した「ビーフリー」シリーズはコンパクトな上、軽い力で素早く浄水できるとアウトドア好きの間でかなり評価が高いプロダクトです。

搭載しているフィルターは、0.1μmの孔が無数にあるホロファイバーフィルター。エキノコックスの卵が約35μm、カビは5μm前後、大腸菌などの細菌が1μmほどですから、原生生物や細菌を99.9999%除去するというわけ。

ただ、この「ビーフリー」シリーズ、濁った水でも透明になるけれどニオイが気になるという噂も。

じつは新作の「ビーフリーAC」はホロファイバーフィルターだけでなく、活性炭フィルターも採用することで気になるニオイを改善したカタダインの自信作です。

韓国での野外イベントで「ビーフリーAC」体験ツアーを行い好評だったそうですが、日本では「ビーフリーAC」とオプティマス「ノヴァ」、トレックン・イートのフリーズドライ(日本未上陸)というカタダインファミリーの製品を携えてハイキングに出発。

こうしたツアー、世界で初めてだそうで、いやが上にも期待が高まります。

▲カタダインとオプティマスを扱うスター商事・佐々木社長

舞台は高尾山にほど近い場所で、コース全長約4.5km、高低差125m。スター商事、佐々木社長が何度も足を運び、地域の許可を得たというスペシャルなルートです。

チェックポイントを設けて、水をくんだりフリーズドライを食べたりしながらの約4時間。参加者は37名と大所帯なのでゆったりペースですが、一部は整備されたトレイルから外れたフッカフカ&前日までの雨で水をたっぷり含んで足もとが崩れやすくなった斜面を登ったり降りたり。

日頃の運動不足がたたって足があがらないわ、ふんばりが効かないわ、アドベンチャー感たっぷりの楽しいコースです。

 

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