■足がつりそうになっても走れた「ハイタッチ」の魔法

そして、自身3度目となる今回のフルマラソンで改めて痛感したのが、この絶景と同じくらい、いやそれ以上に力をくれたのが「応援の力」でした。
▲撮影クルーとのハイタッチ。折れかけた心に再び火をつけてくれた。特に嬉しかったのが、取材に同行してくれた撮影チームとの合流ポイント
正直に言えば、この時、私の脚は限界ギリギリでした。太ももがピクピクと痙攣し始め、「あ、これつるかも…」と弱気な思考が頭を支配していました。脳が痛みを忘れたのか、あるいはメンタルがフィジカルを凌駕したのか、立ち止まることなく再び走り出すことができました。
▲エイドでいただいたシャインマスカット。疲れた体に染み渡る地元の味もさることながら、冷たい雨の中で笑顔を絶やさないボランティアの方々には、感謝してもしきれません
また、沿道の方々とのハイタッチも同様です。見ず知らずの私に「ナイスラン!」「頑張れ!」と手を差し出してくれる。これがあるからこそ、苦しい場面でも笑顔になれる。
「応援でもらえるエネルギー」をガソリンにして走るこの感覚こそが、大人たちがマラソンにやみつきになる最大の要因なのかもしれません。
そうして多くの応援に支えられ、ついにフィニッシュゲートへ。 脚は棒のようになりましたが、これ以上ない充実感で満たされていました。
▲5時間10分で無事完走。足は限界だが、この達成感は何にも代えがたい

■練習で初の「月間100km」達成。本番を支えたHUAWEIのギアたち
今回の完走、そして自己ベスト更新を支えてくれたのは、間違いなくトレーニング期間からの積み重ねでした。
実は今回、「HUAWEI Health」アプリのおかげもあり、人生で初めて「月間走行距離100km」を達成できました。 これまで練習が続かなかった私を変えたのは、アプリによる「努力の可視化」です。
▲「HUAWEI Health」アプリの画面。左は自身初となる月間100km達成の記録。中央はレース当日の詳細データで、VO2Maxなどの指標も確認可能。右は実際に走ったルートの軌跡
日々のランニングログが視覚的にわかりやすく蓄積されていく様子は、まるでRPGのレベル上げのような楽しさがあります。「ログが溜まる快感」を味わいたいがために走りに行く。そんな好循環が生まれたことでモチベーションを維持でき、自信を持って本番を迎えることができました。
そして、その練習から本番まで、私の体を物理的に支え続けてくれた2つのギアの使用感についても、改めて触れておきます。

冒頭でも触れた通り、バッテリーの心配が一切ない安心感は絶大です。 使い方にもよりますが、最大で21日間も持続する驚異的なスタミナのおかげで、充電ケーブルを持ち歩く必要はありません。睡眠中も仕事中も、24時間着けっぱなしで健康管理ができる。この「手間のなさ」こそが、ズボラな筆者でも使い続けられる理由です。
▲オンオフ問わず使えるオールブラック。ラバー素材ながら高級感があり、ランニングからビジネスまで違和感なく馴染む
ブラックで統一された洗練されたデザインは、ランニングウエアだけでなく普段着にも違和感なく馴染みます。汗に強いラバーベルトを採用しているため、スポーツシーンでも清潔感を保てるのが嬉しいポイント。
そして、個人的に最も進化を感じて気に入っているのが、GPSの「捕捉スピード」の速さです。
以前のモデルよりもGPSの掴みが格段に速くなっており、ランニングモードを選択してから走り出すまでのタイムラグがほぼありません。寒い冬の朝、GPSが繋がるのを待って立ち尽くす…というあの“焦れったさ”が解消されているのは、毎日走るランナーにとって地味ながらも大きなストレスフリー要素です。
大会本番でも、ペース配分を常に手元で確認できる「頼もしいコーチ」として完走を強力にサポートしてくれました。驚くべきは、フルマラソン完走から10日が経過しても、約40%のバッテリーが残っていること。このスタミナ性には、正直脱帽です。
■耳元には「FreeClip 2」。雨も騒音も気にせず、音楽と声援を力に
耳元には、前作から大幅に進化して登場した「FreeClip 2」を装着しました。

特筆すべきは「音量の劇的な向上」です。ドライバーの進化により最大音量が約2倍に。以前は騒音で音が消されがちだった地下鉄やレース会場でも、自動音量調整機能と相まってクリアに音楽を楽しめました。
▲耳を塞がないイヤーカフ型。片耳5.1gの軽さは、フルマラソンでもストレスフリー
進化した「C-bridgeデザイン」による、着けていることを忘れるほど自然な装着感も健在。 耳を塞がないオープンイヤー型なので、音楽でモチベーションを上げつつ、沿道からの温かい声援も聞き逃しません。自分の世界に入り込みすぎず、周囲の空気感も楽しめる。まさにマラソン大会にうってつけの“ながら聴き”デバイスです。
そして何より助かったのが防水性能。スタート時の冷たい雨でも故障の不安なく走りに集中できました。イヤホン単体が最大9時間のロングバッテリーと合わせ、タフな環境でも音楽が途切れない、まさにランナー必携のギアです。
■お祭りムードも大会の魅力。ブースで体感する「最新ギア」
マラソン大会の魅力のひとつに、会場全体を包み込む「お祭りムード」があります。 会場には飲食やスポーツブランドなど多くのブースが出展され、活気に満ち溢れていました。

今回使用したギアを展開するファーウェイのブースにも立ち寄ってみました。
▲会場に出展していたファーウェイのブース。最新ギアのタッチ&トライや、スタッフによるレクチャーも実施
ここでは「HUAWEI WATCH GT 6」や「FreeClip 2」といった最新モデルを実際に手に取って体験できるだけでなく、専門スタッフによる使い方のレクチャーも受けられました。ネットの情報だけでは気づかなかった活用術を直接聞けたのも、リアルなイベントだからこその収穫です。
今回の42.195kmを「データ」と「音楽」でバックアップしてくれたHUAWEIの最新ギア。トレーニングの成果を数値で可視化してモチベーションに変えてくれること。そして何より、“放置しても大丈夫なスタミナ”は、日々の管理を劇的に楽にしてくれます。 充電の手間という“小さなストレス”がなくなるだけでも、ランニングを続けるハードルはぐっと下がり、走ることだけに集中できる環境が整います。
最新のテクノロジーを腕に、お気に入りの音楽を耳に。 「ちょっと走ってみようかな」と思っている人こそ、まずは最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
>> HUAWEI
<取材・文/宇田川雄一 撮影協力/HUAWEI>
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