OPPOの最新スマホ「OPPO Find X9」が人気を集めているようです。Hasselblad(ハッセルブラッド)と共同開発したカメラを搭載し、7025mAhという大容量のバッテリーを内蔵。さらに、「マインドスペース」という新しいAI機能も搭載。ただし、価格は14万9800円(OPPO公式オンラインショップ)と、決して安くはありません。果たして、それだけ払う価値があるスマホなのか? 10日間ほど、じっくり使ってみました。
▲2025年12月23日に発売されたOPPO Find X9。筆者はOPPOの日本法人であるオウガ・ジャパンから借りて使用した
■スペックをチェック!
まず、OPPO Find X9の主要スペックを押さえておきましょう。
CPU:MediaTek Dimensity 9500
RAM / ROM:16GB / 512GB
ディスプレイ:約6.6インチ(2760×1256)
アウトカメラ:超広角(5000万画素)+広角(5000万画素)+望遠(5000万画素)
インカメラ:約3200万画素
バッテリー容量:7025mAh
防水 / 防塵:IPX8・X9 / IP6X
おサイフケータイ:対応
サイズ:約157×74×8.0mm
重さ:約203g
Dimensity 9500はハイエンド向けのチップ。16GBのRAMもハイエンドスマホとして十分な容量です。カメラもハイスペックで、防水やおサイフにも対応。ヘヴィユーザーでも満足できる仕様を備えています。
▲カラバリはチタニウムグレーとスペースブラックの2色
▲6.6インチの有機ELディスプレイはベゼルが細く、画面占有率は95.4%
ちなみに、OPPO Find X9には「OPPO Find X9 Pro」という上位機種がありますが、日本では発売されませんでした。Find X9 Proはディスプレイが6.8インチで、望遠カメラが2億画素、バッテリーが7500mAhといった優位性があります。しかし、CPUはFind X9と同じMediaTek Dimensity 9500なので、基本性能は同等。たとえFind X9 Proが発売されていたとしても、多くの人にとってはFind X9が最善の選択肢となるでしょう。
■ハッセルならではの表現も楽しめる
OPPO Find X9の最注目機能はカメラ。前モデルのFind X8から引き続き、スウェーデンの名門カメラメーカー、Hasselbladと共同で開発したカメラシステムが搭載されています。
アウトカメラは超広角(5000万画素/F値2.0)+広角(5000万画素/F値1.6)+望遠(5000万画素/F値2.3/光学3倍)という構成。なお、2倍、6倍も光学ズーム相当の鮮明な画質で撮影可能。デジタルズームを組み合わせて、最大120倍で撮影できます。
▲左上がメインの広角カメラ、その下が望遠カメラ。右上に超広角カメラとマルチスペクトルカメラが並ぶ
新たに「マルチスペクトルカメラ」なるものも搭載。画像を48ゾーンに分割して色温度を検知し、夕暮れや特殊な照明環境でも、忠実な色を再現できるようになったとのこと。
実際に撮ってみると、明るく、透明感のある色調で写りました。目で見た場合とは若干異なる “写真っぽさ” も感じられ、そのあたりに他社のスマホとは異なる満足感が得られそうです。
▲超広角(0.6倍)で撮影
▲広角(1倍)で撮影
▲広角(2倍)で撮影
▲望遠(3倍)で撮影
▲望遠(6倍)で撮影
▲料理は鮮やかな色味で写る
▲日没後の夕景もバランスのよい色・明るさに
▲夜景はだた明るく写るのではなく、雰囲気が伝わる写真に
より写真っぽく撮れるフィルターや、マニュアルモードを使って、自分なりの表現を楽しむことも可能。
▲積極的に使ってみたくなるフィルターが揃っている
▲「マスターモード」では細かい設定が可能。5000万画素で記録される「HASSELBLAD高解像度モード」も用意されている
▲オリジナルのフレームを付けることも。これらの他にも、たくさんのフレームやウォーターマーク(透かし)が用意されている
面白かったのは「XPANモード」。Hasselbladの伝説的なパノラマカメラ「XPan」から着想を得た撮影モードで、65:24のアスペクト比のパノラマ写真を撮ることが可能。リアルなシャッター音や、撮影直後に一瞬ネガフィルムのような表示になるギミックも楽しく、OPPO Find X9をスマホではなく “もはやカメラ” と感じさせてくれる機能です。
▲銀塩カメラの感覚でパノラマ写真が撮れる「XPANモード」
▲65:24のアスペクト比で、いつもとは違う表現を楽しめる
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