無骨で男前!オレンジ色の車体が目を引く「スーパーキャリイ Xリミテッド」はキャビン拡大で使い勝手も向上

■乗り心地が良く、走行中の車内は意外なほど静粛性が高い

▲荷台の幅は1410mm、奥行きは1410mm、奥まで使うと1975mmのものも搭載可能

オリジンをたどると、1961年にたどりつくキャリイ。軽トラづくりにおけるスズキの知見が活かされているなあと思うのは、キャビン下までくりぬいて最長1975mmのものまで載せられる設計の荷台です。

フレーム型のシャシーを採用し、サスペンションは、フロントが効率のよいマクファーソン・ストラットによる独立、リアが伝統的な半楕円リーフスプリングを用いたリジッド。

堅牢さに加えて、固定式リアサスペンションの恩恵で、サスペンションの動きの自由度が高く、舗装路面での乗り心地のよさは印象的でした。

▲車体色がオレンジだと鉄板が剥き出しでも雰囲気じゅうぶん

不整路面だとけっこう揺さぶられますが、荒れた路面の走行も想定して4WD車にはデフロック機構が用意されていることからしても、走行性能は高そうです。

全体の作りは良くて、豪華さはないけれど、質感は高めです。走行中の車内の静粛性は意外なほど高いので、音楽を聴きながらのドライブも楽しめるでしょう。

▲手前の助手席のシートバックは前に倒れテーブルとして使用可能

空港に行くときは、大きめのスーツケースだと荷台に、ということになるでしょうが、用品として、載せた荷物を保護するマットもあるので、これも問題なさそう。

▲シートバックスペースをいろいろ使えるようフックやバーなどの用品も用意されている

高速走行はいまひとつ得意ではないようですが、市街地を中心に、休日は家からそう離れていない釣り場とかキャンプ場に行くのはいいでしょう。乗り込むときから、気分がアガるスタイルです。

スズキでは、26年1月のマイナーチェンジにあわせて、HARD GEARが手がける用品をいろいろ用意してくれています。

▲天井高があがったぶん写真のオーバーヘッドシェルフなど実用的なモノ入れも増えた

荷室の使い勝手を高めるキャリアなどがあり、自分のライフスタイルに合わせたカスタマイズができるのも、魅力でしょう。

▲HARD CARGO社の用品をフル装備した「SUPER CARRY WORK & PLAY PRO」
(写真:SUZUKI)

スーパーキャリイ Xリミテッド
全長×全幅×全高:3395×1475×1885mm
ホイールベース:1905mm
車重:810kg
エンジン:658cc3気筒 後輪駆動
最高出力:37kW@6500rpm
最大トルク:59Nm@3500rpm
変速機:4段オートマチック
燃費:17.9km@l(WLTC)
価格:180万700円〜

>>スズキ「キャリー」

<写真と文/小川フミオ>

オガワ・フミオ|自動車雑誌、グルメ誌、ライフスタイル誌の編集長を歴任。現在フリーランスのジャーナリストとして、自動車を中心にさまざまな分野の事柄について、幅広いメディアで執筆中

 

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