●札幌で本格的なバゲットが買える大人気店『SWEET BERRY』の魅力をお届けします。
パンが大好きな筆者。おいしいパン屋さんはないかと探していたところ、偶然SNSでフランスパンのお店を発見しました。粉とイーストと水で作り上げるシンプルなフランスパン。シンプルなだけに作るのが難しいパンです。
地域の人にも人気で「ここでしかパンは買わない」というお客さんもいるそうです。今回はそんな地元でも人気のパン屋さん『SWEET BERRY』の魅力をご紹介しましょう。
■『SWEET BERRY』はこんなお店
▲駅から近い場所にあり、常にお客さんで賑わっています
地下鉄新さっぽろ駅から徒歩約2分、厚別中央エリアにあるパン屋さん。2020年5月に開業し、2025年4月に現在の場所へ移転しています。
店長の山谷さんは、日本で初めてフランスパンを作った会社で修業しており、この道約50年のベテランのパン職人。
▲店内は広くありませんが、棚いっぱいに美味しそうなパンが並んでいます
店内はフランスパンやドイツパンだけではなく、全部で100種類以上のパンが並んでいます。どのパンも手頃な価格な上、美味しそうでつい手に取りたくなります。
■「パンの神様」直伝のバゲットの味わいとは?
▲店長の山谷さん
日本国内のパン文化を大きく発展させたレイモン・カルヴェル氏。山谷さんは、就職した老舗のパン屋さんで彼から直接指導を受けたそうです。
本格的なバゲットは出来上がるまで6時間ほどかかり、生地の温度が0.5度違うと出来上がりが変わってきてしまいます。
今も生地や水、機械の摩擦熱などを考え、基本を忠実に伝統的な作り方でフランスパンを作っているとのこと。
▲フランスパンの焼き上がりは1日2回。値段は大きさによって300円〜520円
余談ですが、今から25年ほど前、フランスでは法律が変わり、労働者が長時間働くことができなくなりました。そのため手間のかかる作り方ではなく、簡単なフランスパンの作り方が主流に。その当時、カルヴェル氏は「美味しいフランスパンを食べたければ、日本に行け」と言っていたそう。
▲シンプルな素材で作るからこそ、噛むほどに小麦の味わいが堪能できます
焼きたてのフランスパンは「パンのささやき」が聞こえると山谷さんは言います。それは焼き上がり直後に聞こえてくる、表面がパリパリッと割れる音。皮はパリッと中はもちっと、噛みしめるごとに小麦の甘さを感じられます。
■一口でドイツパンの常識が変わる「プンパーニッケル」
▲専門店ならではのドイツパンの品揃え
また、フランスパンと同じくらい人気なのが、種類豊富なドイツパンです。
山谷さんのおすすめは「プンパーニッケル」という蒸し焼きにしたドイツパン。北海道産のライ麦を90%使用した本格的なパンです。ライ麦の香りや酸味が心地よく、柔らかな食感は今までの硬いライ麦パンのイメージを一瞬で変えてしまいます。
▲焼成に16時間以上の時間をかけるこのパンは、食物繊維が豊富。トーストにしても美味しい。ハーフサイズ610円
フランスパンは、焼き上がり時間を目がけて訪れると焼きたてを購入できます。山谷さんの人柄はもちろん、時間と手間を惜しまない真摯な姿勢こそが、地元の人々に愛され続ける秘訣なのだと感じました。
●SHOP INFO
SWEET BERRY
住所:北海道札幌市厚別区厚別中央2条5-8 シンサツBLOCK
TEL:011-892-8445
営業時間:8:30~19:00、土~18:00
定休日:日・祝
●著者プロフィール
谷元こと美|北海道在住、2級フードアナリスト。趣味は新しいお店の開拓です。ごはん系、麵系、スイーツまでジャンルは問わず、「気になる!」と思ったら即突撃の行動派。俳優活動もしているので演技の表現力を、グルメレポートにも活かしたい今日この頃。話題のお店や気になるお店をたくさん紹介していきます。


























