話題のルーフテントで「車上泊生活」を始めよう!

【テント型(ソフトシェルタイプ)】

ハードシェルタイプでは装着できないようなルーフ面積の車種でも、フロアパネル部分が分割されているテント型は収納時の面積が小さくなる。そのため多くの車両に装着が可能だ。見た目や素材は一般的なテントと同じだが展開はしやすい。

■クルマの上でテント泊!?広々とした就寝スペースが◎

ARB
「SIMPSONⅢ ROOF TOP TENTS(シンプソンⅢ ルーフ トップ テント)」(24万6240円)

【SPEC DATE】
● 就寝定員:大人2人+子ども3人
● 収納時サイズ:全長120×全幅140×全高40cm
● 重量:約81kg

ARBはオーストラリアに拠点を置く本格4×4パーツブランド。エクスプローラーズ・ハイウェイなど、未舗装の荒野を走るための走行パーツやアウトドアギアをリリースし、タフでヘビーデューティな作りは世界中の四駆乗りを魅了する。

シンプソンⅢはフロアパネル部分とアルミフレーム、テント生地という構造で、パネルに装着されたハシゴを引っぱるだけで展開できる。取り付けも折り畳み式のため、ルーフ面積が狭いクルマでも装着できる。また、縦方向以外に横方向の取り付けもOK。車種によってアレンジが可能だ。

室内はまさにテントそのもの。展開時は幅140cm×長さ240cm×高さ130cmと広く、大人2人と子ども3人で就寝が可能。また、テント下には着脱式カーテンを標準装備し、着替えや荷物の出し入れなどもスムーズに行える。

▲室内の広さは圧倒的。クッションの厚みもたっぷりで驚くほど快適だ。4面の窓は通気性も◎

▲重量は約81kgだが、成人男性ならそれほど重さを感じることなく簡単に引き出せる

▲テント内にはコの字型をした3本のアルミフレームを装備し、ハシゴを引っぱると扇状に展開する仕組み。強度もあり安心

▲ハシゴの両脇には大型のシューズポケットも備わり、靴をしっかりしまえる。こうした細かい配慮もうれしいポイント

▲出入り口の前室があるおかげで雨天でもリヤゲートから荷物を濡らさずに上げられる

▲ルーフからはみ出たフロアパネル部分に装着できるアネックスは標準装備。網戸付きのウインドウもあり、もう一部屋のような使い方が可能

【次ページ】知っておきたいルーフテントの基礎知識

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