キャンプの達人がコッソリ教える、あると便利なスグレ小物【キャンプギア BEST HIT名鑑】

【キャンプギア BEST HIT名鑑】

キャンプギアは、テントやシュラフといった大物に目がいきがちだが、実は小物をうまく使うと、キャンプはより快適になる。そこで、これまで数多くのキャンプギアを使ってきた達人が最終的に手元に置いているギアを、こっそり教えてもらった。

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近年の盛り上がりで、キャンプギアは飽和傾向にある。特に小物系は、もはやカオス。何がホントに使えるのかさっぱり…という人も少なくないはず。そんな人のためにお招きしたのが、これまでさまざまなキャンプギアを使い倒してきたキャンプの達人、大森弘恵さん。キャンプ時にいつも持参する“スグレ小物”を紹介してもらった。

「バイクでキャンプをすることが多いので、小物とはいえ『軽量』『コンパクト』がギア選びの基本になります。面倒くさがり屋なので、多機能すぎると使いづらい。単機能だけど2〜3用途使えるものを選ぶと、荷物がコンパクトになりますし、自宅の保管スペースも取りません」

確かに、テンマクデザインの焚き火台ベーススタンドは調理台にも使えるものだし、バイクに荷物を固定するロックストラップはタープを張るのにも使える。さらに、調理系はキャンプギア以外のものを使用しているのもポイントだ。

「北陸アルミニウムのボウルはシェラカップ代わりに使っています。使い勝手がいいですし、キャンプ場でカブることもありません。食器みたいに荷重をかけない物であれば、キャンプギア以外にも視野を広げてみると、意外といいものが見つかるかも」

アウトドアライター 大森弘恵さん
オートキャンプ雑誌、アウトドア雑誌の編集部を経て、現在はフリーランスとして活躍中のキャンプの達人。あらゆるキャンプギアに精通し、キャンプや野外料理、オフロードバイクでのツーリング時に使用するギアは、主に軽量・コンパクトなモノをチョイスする

 

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