「誰も見てないし…」で選んでない?靴下ひとつで印象が変わる大人の“隠れ”装い術

■足元で差がつく!コツを活かすソックス7選

ソックスは小さなアイテムながら、印象を大きく左右する“足元の名脇役”。これまで紹介してきた選び方のコツを踏まえれば、自分らしい一本がきっと見つかるはずです。ここでは、デイリーに使いやすくて、コーディネートにも効く、おすすめのソックスを厳選して紹介します。

【1足目】革靴にもスニーカーにも◎上質感で差がつく大人のリブソックス

Tabio MEN(タビオ メン)
「オーセンティック4×2リブソックス」(1100円)

▲カラーは写真のライトモクグレーのほか、クロ、サラシ、ベージュ、アカなど全11色をラインナップ

「オーセンティック4×2リブソックス」は、アメリカントラッドな装いに映える、ほどよい光沢感のある一足。毛羽立ちを抑えた糸で編まれたリブは、カジュアルになりすぎず、セットアップやビジカジスタイルにも自然に馴染みます。

スニーカーにも革靴にも合わせやすく、オン・オフ問わず活躍する汎用性の高さも魅力。つま先は「リンキング仕様」と呼ばれる縫製で仕上げられており、縫い代がフラットになることで、靴の中でもゴロつかず快適な履き心地を実現しています。洗練された雰囲気と抜け感をほどよく両立した、大人のためのリブソックスです。

>> Tabio MEN

【2足目】ユニクロで迷ったらこれ。程よい“クシュっと感”が今っぽい

UNIQLO(ユニクロ)
「スポーツソックス/パイル」(390円)

▲カラーは写真のBLACKとOFF WHITEの2色をラインナップ

ユニクロは、「50色ソックス」やビジネス仕様、高機能なスポーツタイプなど、まるで靴下専門店のような充実ぶり。定番の白や黒だけでも素材違いや厚みによって種類が豊富で、どれを選べばいいか迷う人も少なくありません。

そんな中でおすすめしたいのが「スポーツソックス/パイル」。クッション性に優れ、快適な履き心地に加えて、ほどよいボリューム感で今っぽさも演出できます。

最近は、ソックスをくしゅっとたるませて履くスタイルがトレンド。ショートパンツに合わせれば、こなれ感のある足元に仕上がります。ルーズすぎず清潔感もあるため、大人の男性でも無理なく取り入れやすい一足です。

>> UNIQLO

【3足目】一度履けばクセになる。「やわらかさ」と「シャリ感」が絶妙なラインソックス

ROTOTO(ロトト)
「WASHI CUSHION STRIPE CREW SOCKS」(2970円)

▲カラーは写真のBLUE / REDのほかNAVY / YELLOW、BEIGE / GREEN、BLACKの4色をラインナップ

春夏にぴったりなのが「WASHI CUSHION STRIPE CREW SOCKS」。スポーティなデザインながら、足底には和紙糸を使ったパイル編みを採用しています。蒸れにくく、消臭性にも優れた和紙糸は、いま注目の天然高機能素材です。

履き口にはやわらかなコットン、足底にはシャリっとした和紙糸と、パーツごとに素材を使い分けているのもポイント。それぞれの特徴を活かした構造で、快適な履き心地に仕上がっています。

この靴下を手がける「ROTOTO(ロトト)」は、“一生愛せる消耗品”をコンセプトに、奈良の靴下産地で職人と共に丁寧なものづくりを続ける注目ブランド。見た目、履き心地、耐久性のすべてにこだわった靴下は、一度履いたら手放せなくなるはずです。

>> ROTOTO

【4足目】締め付けないのに落ちない。“快適フィット”を極めた一足

RANGL(ラングル)
「Rook (クルー丈)」(2970円)

▲カラーは写真のLIMEのほか、BLACK、WHITE、STONE、NAVYなどの全16色をラインナップ

“究極の靴下”を追求するRANGL(ラングル)は、足の構造や動きに寄り添いながら、快適さと美しさを両立したデザインを提案するブランド。

なかでも注目なのが、クルー丈の「Rook」。最大の特徴は、“締め付けずに、ずり落ちない”を実現した、独自の円筒形スマートリブトップ。さらに、くるぶし部分はたるみを防ぐ平織り仕様。立体的なかかと設計とL字型フォルムによって、足にしっかりフィットし、まるでオーダーメイドのような履き心地に仕上がっています。

シンプルな見た目ながら、多彩なカラー展開でコーディネートにも取り入れやすく、毎日の足元に快適さと楽しさを添えてくれる一足です。

>> RANGL

【5足目】日常に“ちょうどいい主張”。モードな縦ラインソックス

CHICSTOCKS(シックストックス)
「ライン」(1980円)

▲カラーは写真のアイボリー×ブラックの他、アイボリー×ミントブルー、カラー: ヘザーグレー×ネイビー、ブラック×ブルーなど全31色をラインナップ

“ソックスからその日のスタイリングを考える”をコンセプトに、2017年に誕生したCHICSTOCKS。靴下の産地・奈良県の工場で、古い機械を使って編み上げる国産ならではの温もりある仕上がりが魅力です。

中でもブランドを象徴するモデルが「ライン」。靴とパンツの隙間からさりげなく覗く一本の縦ラインが、全体のコーディネートに洗練された印象を添えます。

過度な装飾を抑えつつも視線を引く絶妙なバランスで、足元にモード感と個性を演出。抗菌防臭加工を施した糸を使用し、季節を問わず快適な履き心地も実現しています。

>> CHICSTOCKS

【6足目】機能もコスパも文句なし。リピート必至の頼れる1足

NIKE(ナイキ)
「ナイキ パフォーマンス ライトウェイト(3足)」(2200円)

▲ブラック、ホワイト、グレーの3足セット

「ナイキ パフォーマンス ライトウェイト クルー ソックス」は、快適さと実用性を兼ね備えた一足。通気性・速乾性に優れ、かかとやつま先は補強されているため、毎日の使用にも安心です。色違いかつ3足セットで2200円と、コストパフォーマンスの高さも魅力。

注目したいのは、ナイキの象徴である「スウッシュ」ロゴ。Tシャツやスニーカー、そしてこのソックスにさりげなく入っていても、主張しすぎず、ほどよい存在感を放ってくれます。この“控えめなのに印象に残る”絶妙なバランスが、ファッション好きに支持される理由のひとつ。足元にちょっとしたアクセントを加えたいときに、ぴったりのソックスです。

>> NIKE

【7足目】約30分で99%消臭。“清潔さ”を履きこなす超高機能ソックス

VIBSOX(ビブソックス)
「RIB SOCKS」(1870円)

▲カラーは写真のラホワイトのほか、チャコールグレー、ブラック、ブルー、ネオンイエローの5色をラインナップ

「RIB SOCKS」は、二重仕立てのリブ構造で締め付け感を抑え、裏地には肌あたりのやさしいガーゼ素材を採用。つま先・足底・かかとにはパイル生地を使用し、ふかふかのクッション性を実現しています。たるませて履く、長く伸ばして履くといった2WAY仕様で、好みに合わせたスタイリングが楽しめるのもポイント。

さらに、足元の清潔感にも配慮。汗臭や加齢臭を約30分で99%消臭し、抗菌・防臭機能も完備。洗濯を繰り返しても効果が持続するため、日々の使用にも安心です。快適性と実用性を兼ね備えた、現代のスタンダードともいえる高機能ソックスです。

>> VIBSOX

*  *  *

ソックスは、じつは“おしゃれの仕上げ”に効く名脇役。頑張りすぎなくても、足元にまで気を配れる人は、それだけで洒落て見えるものです。

ほんの少し意識するだけで、全体の着こなしがグッと洗練された印象に。「足元にまで気が回る人」は、スタイリング上級者の証。これからはソックスにも、ぜひ自分なりのこだわりを持って選んでみてください!

>> 2025年春のファッション特集

<メイン写真/田中利幸>

 

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