<オフシーンからアウトドアまで担う「カジュアルタイプ」>
休日の外出やアウトドアシーンで活躍するのはナイロンやポリエステルなどを使用したアクティブな仕様のもの。ちょっとした汚れを気にすることなく、そして軽快に持ち運べるメリットがあります。また、デザイン性も兼ね備えているためファッションのアクセントとなってくれること必至。さりげないお洒落を楽しむという意味でもより自分らしさを見出せるはずです。
4. 懐かしのアイコンを特別な配色へとアップデート
PORTER
「CIGARET POCKET WALLET」(2万5300円)

日本が誇るバッグブランドPORTER(ポーター)からは、若い頃に誰しもが手にしたであろうミニウォレットをピックアップ。本作は「TANKER」をベースに特別な配色や高い機能性と実用性を兼ね備えたシリーズ「PX TANKER」のアイテムで、MA-1をモチーフにしたアイコニックな一作。オリジナルの3層構造のボンディング生地はそのままに、異なる色のテープを組み合わせた配色や内装のミルスペックタグなど、小さいながらもシリーズの特色をしかと堪能できます。

また、デザインはイメージソースであるMA-1のシガレットポケットをウォレット仕様へとアレンジしています。象徴的な2つのペン挿しは残しつつ、ファスナー付きポケットは小銭入れに、内装にも札入れと複数のカードスペースを設けるなど収納性も十分。オフシーンを彩り大人の所有欲を掻き立てる遊び心が詰まったミニ財布です。
[SPEC]
サイズH13×W11cm
札入れ×1、カードポケット×9、コインポケット×1、ファスナー付きポケット×1、ペン挿し×2
>> 吉田カバン
5. アウトドアから旅行まで軽やかに使えるミニショルダータイプ
BRIEFING
「W ZIP PURSE」(7150円)

タフな素材感と武骨な佇まいで多くの男性から支持されているBRIEFING(ブリーフィング)。本作は旅先やアウトドアシーンでラフに持ち歩けるようあえて簡易的に設計されたミニショルダーウォレットで、軽快ながらも同ブランドらしい丈夫さを兼ね備えた一品。素材には工場から回収された製造廃棄物を使用したリサイクルナイロンを採用するといったエコな一面も持ち合わせています。
メインスペースは2つ折りにした紙幣やカード類がすっぽりと収まるサイズ感で、より小さく作られたポケットはカードサイズに設計。ショルダーストラップを外すことで財布としてだけでなくイヤホンや鍵、常備薬など散らばりがちな小物を整理できるユーティリティポーチへと早変わり。利便性の高さがウリなだけにあらゆるシーンでの活躍が期待できます。
[SPEC]
サイズH10×W14cm、ショルダーストラップ64〜122cm
外装:ジップポケット×1 ※内側に小ポケット(カードサイズ)×1
内装:小ポケット×2
>> BRIEFING
6. オールブラックが都会的なムードへと促す
RAMIDUS
「BLACK BEAUTY / BAND WALLET」(8250円)

藤原ヒロシが手がけたストリートバッグブランドの後継として誕生したRAMIDUS(ラミダス)からは、前身ブランドでも世界中から愛された「BLACK BEAUTY」シリーズのウォレットをセレクト。軽量かつ撥水性に優れたポリエステル素材をベースに採用し、こだわりの染色技術によって表現された深く美しいブラックカラーが魅力。タグやパーツ、内装生地に至るまでブラックで統一され、ラフな素材感ながらもスタイリッシュな雰囲気を味わえます。

スタイルは3つ折り仕様で小銭や紙幣、カード類はそれぞれ独立した収納スペースに。また、ゴムバンドでの開閉システムを採用したことにより、ストリートなムードも漂わせます。ラフにポケットへと突っ込み、ジムやランニングなどアクティブなシーンや休日のファッションの一部としても心強い味方になってくれるはずです。
[SPEC]
サイズ H6.5×W10cm
札入れ×2、カードポケット×3、ファスナー付きポケット×1
>> RAMIDUS
<【番外編】究極のミニマル「マネークリップ」>
キャッシュレスが当たり前となった昨今、クラシックなマネークリップこそ時代にフィットするミニマムなアイテムなのではないでしょうか。カード数枚と紙幣をまとめてコンパクトにポケットへイン。これこそが求めていたサブウォレットとしての機能のはず。現代的なスマホ決済と古き良きマネークリップの共存、大人の嗜みとして実はこれ以上ない組み合わせなのでは?
7. 挟む力が弱まらない新時代のマネークリップ
TAVARAT
「U-clip」(4840円)

シンプルな佇まいの中に“思わず誰かに話したくなるようなアクセント”を備えたプロダクトを提案するTAVARAT(タバラット)。そのコンセプトをじっくりと味わえるアイテムがこちらです。マネークリップはその性質上、使い続けることで金属疲労により隙間が広がり、どうしても抑える力が弱くなってしまいがち。そんな難点を独自開発の機構によって解決しています。

ボディには削りだしの真鍮を採用。丁寧に研磨とメッキを施し、表と裏面には細かな筋を入れたサテーナ仕上げを、側面には光沢の美しい鏡面仕上げと細部にまでこだわりを感じさせます。また、薄型のマネークリップ約2.5個分の重さという存在感たっぷりな厚みも特徴。この重厚感が紙幣を支え、見た目にも高級感を与えます。
[SPEC]
サイズH5.5×W2.5×D0.7cm
収納枚数:日本紙幣(2つ折り)で最大15枚ほど
>> TAVARAT
<文/小林大甫 メイン写真/坂下丈洋>
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