戦略自衛隊の超兵器「陽電子砲」の製作と塗装【達人のプラモ術<エヴァ初号機“ヤシマ作戦”>】

■陽電子砲を組み上げる

ブロックで塗装したパーツで陽電子砲を組み上げます。パーツの嵌合性も良いので、パチパチと立体パズル感覚で組み上げられます。

ただ、インストの工程40と工程42で組み立てる後部クローラーのアーム部分の説明が分かりにくく、特に基部となるE-25とE-2、E-24とE-3は取り付け角度が決まっているので、仮組みをして位置関係を把握してからの接着をお勧めします。

また前回も書きましたが、トリガーを握るエヴァの右手は陽電子砲のグリップ側に取り付けて接着してください。エヴァ本体に接着してしまうと陽電子砲を持たせられなくなってしまうので要注意です。

▲トリガーを握る右手はグリップを握らせて別パーツ化されている指を接着して固定

▲組み上げがほぼ完了した陽電子砲

▲後部クローラーは本体との連結部部が稼働する

▲組み上がった陽電子砲は、このあと細部のタッチアップ、スミ入れとウエザリングを入れていく

 

■エヴァに陽電子砲を持たせる

組み上げた陽電子砲を、エヴァ本体に持たせてみました。固定は左右の掌に大きめの凸タブが設けられているので、しっかりと固定できるのがありがたいです。手動照準で第2射のために陽電子砲を抱え上げるポーズがばっちり決まります。

▲陽電子砲でラミエルを撃つ!

▲手動小銃照準のため初号機が担ぎ上げたことで、後部のクローラーが浮き上がった状態の陽電子砲。細部まで再現されたディテール。組み上げて分かったのだが、どの角度から見ても劇中の緊迫感を感じ取れる

 

■もう一味追加でエヴァを光らせました

というでワケでエヴァンゲリオン初号機“ヤシマ作戦”の組み立てと基本塗装が完了しました。このあとスミ入れ、ウエザリングを入れて。展示ベースも製作していきます。

そして組み上げたモデルを眺めながら「いいねぇ〜絵になるねぇ〜」などと思いつつ、もう一味加えたいと思い立ち、ガイアノーツの「エヴァンゲリオンカラー・エヴァネオングリーン」を、作例のエヴァグリーンの上から塗装しました。この塗料はブラックライトを当てることで、発光する蓄光塗料です。

劇場版のエヴァは機体のグリーンの部分が発光しているので、照明を落としてブラックライトで光らせると、夜戦!という雰囲気が楽しめます。

詳細は次号紹介にて、次回完成編をお楽しみに!

▲通常のライトでの撮影

▲ブラックライトを当てての撮影

>> [連載]達人のプラモ術

<製作・写真・文/長谷川迷人>

 

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