Point.2 超広角が撮影の幅を広げてくれる!
▲超広角でノートルダム大聖堂を撮影
▲超広角でパレ・ロワイヤル庭園の池を撮影
▲超広角でパサージュ(アーケード)を撮影
焦点距離16mm(35mmフィルム換算)の超広角撮影ができることも大きな魅力です。日本では昨年11月に発売された「HUAWEI Mate 20 Pro」も超広角撮影に対応していますが、画質はほぼ同等という印象です。100度を超える広い画角で撮れるので、風景を撮るときに大活躍。手前に捉えるものを大きく写したり、あえてパース(遠近法)を生かしたりと、表現の幅を広げることができるはずです。
Point.3 夜景はもちろん、月まで撮れる!
▲「夜景」モードでオペラ・ガルニエを撮影
▲AIをオンにして、セーヌ河岸の夜景を撮影
前モデルのHUAWEI P20 Proで好評を博した「夜景」モードも健在。シャッターを押してから数秒間スマホを動かないように持つことで、明るくシャープな夜景写真が撮れる機能です。「AI」をオンにした状態でも、「夜景」を認識すると、手持ちでもブレずに明るく撮影できる仕組みになっています。
なお、暗い場所でも明るく撮れる性能は、従来モデルから大幅に向上しています。その最たる要因となっているのが、世界で初めて採用するという「RYYB」センサー。従来の「RGGB」センサーに置き換えて導入されたもので、G(緑)ではなくY(黄色)にすることで、光を取り込む効率が40%以上も増すとのこと。その結果、HUAWEI P30 Proは40万9600相当、P30は20万4800相当のISO感度を実現しています。スマホのカメラで手動で設定できるISO感度はせいぜい6400までが一般的なので、驚異的なスペックと言っていいでしょう。実際に、ISO感度をそこまで高く設定して撮影する機会はめったにないでしょうが、発表会では星空や月も撮影できることがアピールされました。
▲発表会でライバル機種と星空を撮り比べた作例を披露。左からiPhone XS Max、Galaxy S10+、HUAWEI P30 Pro
▲こちらは月を撮影した作例で、左からGalaxy S10+、HUAWEI P30 Pro、iPhone XS Max。ズームを使っても明るくくっきりと撮影できることを強調した
Point.4 背景ボケがよりナチュラルに!
▲発表会後のハンズオン会場で「ポートレート」モードでモデルを撮影
▲AIをオンにして、パリの街角のショーウインドウを撮影
従来から人気が高い背景を美しくぼかせる機能は、ToFカメラの搭載により、よりナチュラルなボケ演出が可能になったとのこと。発表会では「Pro-Bokeh」と呼び、風になびく髪の毛まで認識することをアピールしていました。
▲左からHUAWEI P30 Pro、Galaxy S10+、iPhone XS Maxで撮ったポートレート写真を比較。大きな違いはないように見えるが…..
▲風になびく髪の毛の部分を拡大してみると、P30 Proのみ背景ボケと同化したり、消えたりしていないことがわかる
▲32メガピクセルのインカメラはシングルレンズだが、背景をぼかすことが可能










































