こだわり出したらキリがないのがコーヒー沼。基本の抽出テクニックはマスターしているし、厳選したコーヒーギアも使いこなしている自信あり。それでも「完成度になんとなくブレがある」と感じることがあるのなら、次に見直すべきはミルかもしれません。
さらなる高みを目指す人に試してほしいのが、HARIOの新作「Coffee Grinder・PRO」(4万1800円)。創業から100年超、コーヒー用具メーカーとしても70年超の歴史を誇る老舗が挑んだ手動コーヒーミルの最高峰です。

まず注目したいのが、挽きの精度に直結する臼部分へのこだわりです。素材には粒度の揃いやすい高硬度ステンレスを採用。さらに表面にチタンコーティングを施すことで、摩耗への強さと表面硬度を大幅にアップ。
これにより挽き目にムラが出にくくなり、微粉の発生も抑えられます。雑味や過剰な酸味を抑えつつ、香りや甘みを損なうことなく抽出できるから、豆が本来持つ個性をよりクリアに楽しめます。
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