■動く被写体をブレずに撮れる「アクションショット」が便利
アウトカメラはメイン(約5000万画素)+超広角(約5000万画素)+望遠(約1000万画素)という構成。超広角カメラはマクロ撮影にも対応。望遠は光学3倍で、デジタルズームと組み合わせて最大50倍で撮影できます。なお、インカメラも約5000万画素とハイスペック。
▲メインカメラはソニー製の「LYTIA」というイメージセンサーを採用。F値は1.8。光学式手ブレ補正機能も備えている
カメラにはモトローラ独自のAI「moto ai」を導入。暗い場所でもバランスのよい明るさで撮れたり、動きのある被写体をブレずに撮れたりと、ユーザーが細かい設定を行うことなく、キレイに撮れるように設計されています。
実際に撮ってみると、屋外はもちろん、屋内でもナチュラルな色調で写り、夜景もきれいに写りました。とりわけ便利だと感じたのは「アクションショット」。AIが被写体の動きを認識して、シャッタースピードが調整される機能。素早く起動でき、ブレずに写るので、スポーツやダンス、ペットの撮影などで重宝しそうです。
▲超広角(0.5倍)で撮影
▲メイン(1倍)で撮影
▲メイン(2倍)で撮影。画質を劣化させずに撮れる
▲望遠(3倍)で撮影
▲室内でポートレートモードで撮影。ボケはAIで調整される
▲従来のモトローラのスマホに比べて、夜景の画質が大きく向上したように感じた
▲「アクションショット」は、デフォルトの「写真」モードで、走る人のアイコンをタップするだけで起動可能。激しく動き回る犬がピタッと止まったような鮮明な写真が撮れた
写真表現にこだわりたい人に向けて「Signature Style」という機能も搭載。AIがユーザーの好みを学習して色調を補正してくれる機能ですが、事前の設定がやや面倒なのが気になりました。
▲デフォルトでは「ナチュラル」になっているが、自分の好みの色合いで撮影できる「Signature Style」を用意。事前に自分の好きな写真を15枚インポートして調整するのが、やや手間に思えた
■モトローラ独自の「moto ai」は今後も拡張予定
「moto ai」には画像を生成する機能もあります。自分が撮った写真から壁紙を生成する「Style Sync」、テキストから独自の画像を生成する「Magic Canvas」に加えて、自撮り写真からアバターを作成できる機能も追加。
▲「Style Sync」と「Magic Canvas」は「Image Studio」アプリに統合。「Style Sync」は好みのテクスチャーなどを撮影して、オリジナルの壁紙を作成できる。「Magic Canvas」はまだ日本語対応が不完全のため、英語で入力する必要がある。実際に発売される端末では、アバター作成も楽しめるはずだ
今後のソフトウェアアップデートで、音声の文字起こし・要約・翻訳、メッセージなどの要約、保存した情報の効率的な検索なども可能になる予定。もちろん、Googleの「Gemini Live」や「かこって検索」も利用できます。
▲秋以降にモトローラ独自にテキスト系の生成AI機能が使えるようになる見通しだが、グーグルの「Gemini」は買ったその日から使える











































