絞りが変えられるアクションカメラ「DJI Osmo Action 6」なら昼も夜も美しく撮れる

さらに注目するポイントとしては、手ぶれ補正機能の強化。スタビライゼーションモードを状況ごとに切り替えられるのが特徴で、走る・自転車・スキーのように激しい動きならRockSteady、歩きながら景色を撮るような日常ならHorizonBalancing、サーフィンやスケボーのようにカメラがぐるっと回る可能性があるならHorizonSteady。内容に合わせて揺れの抑え方を選べることで、不意のブレにも強い仕上がりに。

機能面も抜かりありません。4Kカスタムモードは高画質で撮れるうえ、同じ映像を用途に応じて縦・横・スクエア比率で使い分けられ、SNSごとに最適な形での出力も可能です。ロスレス2倍ズームは画質を落とさず寄れるので、子どもの発表会やスポーツ・動物撮影など、被写体と少し距離があるときでもキレイに収められます。さらに最大32倍のスローモーションは、トリックや動物の動き、水しぶきの瞬間など、クリエイティブなシーンで活躍しそう。

タフさは従来通りで、防塵防水はIP68のケースなし水深20m、耐寒は−20℃と、プール・海・雪山でも季節を問わず使えます。バッテリーは約4時間、急速充電は約22分で80%まで到達。さらに内蔵ストレージ50GBを搭載し、本体だけで長時間撮影にも対応します。

音の部分も強化されています。別売のDJIマイク送信機(Mic 2/Mic 3/Mic Mini)をレシーバーなしで2台まで直接接続できるため、2人の会話など複数音源もきれいに録音。送信機がない場合でも、内蔵3マイクアレイとノイズリダクションで風の影響を抑えた音声収録が可能です。映像は良くても音で失敗するケースは多いので、この安心感は大きいポイントと言えそう。

表現幅の面でも、可変絞りが効いています。別売の専用マクロレンズを使えば浅い被写界深度(背景のボケ)を生かした接写ができ、最短焦点距離は35cm→11cmへ。料理、小物、花、ペット、Vlogの自撮りなど、日常寄りの撮影でも扱いやすい。Natural Wide FOV(歪みを抑えた広角)や、肌を自然に整えるポートレートモードなど、“ちょうどいい映り”を狙う工夫も入っています。

光・揺れ・距離・音・環境。撮影でつまずきやすいポイントのどれが変わっても慌てにくい仕様です。とりあえず持っていけば、状況が変わっても撮り続けられる。その安心感が特徴のカメラ。

撮りたい瞬間は突然やってきます。光が変わったとき、人が動き出したとき、景色がふと表情を変えたとき。あとから思い返して「あの時撮れたらよかったのに」と残るのは、大体そういう場面です。「Osmo Action 6」は、そういう瞬間を逃しにくくしてくれる1台。昼でも夜でも、準備に気合いがなくても、とりあえず向ければちゃんと映像になる。気軽に扱えるまま撮れる場面が増えるカメラを探しているなら一考の価値がありそうです。

>> DJI「Osmo Action 6」

 

<文/山口健壱(GoodsPress Web)>

 

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